saratogaの日記： オランダの研究者が「若返りの薬」

まだマウスでの実験段階だけど、薬を投与されたマウスは「腎機能が回復」「(体)毛がふさふさ」「適応性がアップ」だそうで、おっさんが思わず反応しそうなお話。
http://gigazine.net/news/20170324-reverse-aging-drug/
そのからくりは、細胞分裂を起こさなくなった老化した細胞が溜まると健康を損なうので、老化細胞がアポトーシスを回避して居座る仕組みを解明して、これを逆に利用して排除するということらしい。

うーん、これって生体に限らず企業などの組織にも使えそうな気がするな。組織に害をなす人物が組織内でのさばる仕組みを断つわけだ。

でも、、、よく考えると、昔は定年を迎えたら悠々自適の年金生活だったので、どんどん人は入れ替わるし、年功序列だったので幹部にもとびぬけて能力はないにしろ、それゆえ人格を備え節度を弁えた人物にも登用される機会がありバランスがとれていたのかもしれない。
ひるがえって今日は個人成果主義や社内公用語英語化とかで人工的なルールに過剰に適応したサイコパスが経営の実権を握り、一方で新しい事業を生み出す人たちがあろうことか事業ごと売り払われ、結果何も生まない老害が老後の不安から会社にしがみつくという状況なので、企業が健康体であり続けるのが難しい時代なのかもしれない。

肉体の若者離れ

[Anonymous Coward]

＞細胞分裂を起こさなくなった老化した細胞が溜まると健康を損なうので、老化細胞がアポトーシスを回避して居座る仕組みを解明して、これを逆に利用して排除するということらしい。

その分若い細胞が増えて穴埋めしてくれるならいいけれど、若い細胞が増えなかったら
定数割れして残った若者の負担倍増。最後は過労死しちゃう可能性は。

あと脳味噌はどうなるんだろう。古い脳味噌が死んで若い脳味噌になったら、
記憶や人格なんかもまとめてリセットされちゃうよね。まさに「生まれ変わり」？

それよりもさあ

[Anonymous Coward]

会社の60歳くらいの老害が30歳くらいまで若返っちゃったらどうするよ