saratogaの日記： フロントフォーク交換

Amazonでエアサスのフロントフォークを見つけた。中華なので製品情報がさっぱりわからずずいぶん迷ったけどポチる。
交換してみようと思った自転車は古いマウンテンバイクでサスなし。フロントフォーク交換で検索すると、サスつきをサスなしに交換する記事はあるけど、なぜか逆は皆無。サスつきは重くなるし、サスがらみの事故もあったから敬遠されているのかもしれない。
ほどなく大陸からブツが届く。いつもの白い緩衝エアキャップつきビニール製のみ、ではなくてやはりちゃんとした段ボール箱に入っている、が、やはりちゃんとした取説はない。さすがにブレがない。
想像では上下に気室があって、それぞれにエアバルブがついていて、充填する気圧によってバランスするポジションとサスの硬さをチューニングできる構造を期待していたが、バルブは１つだけで、ポジションは気圧と体重で決まる。サスの硬さはレバーで決められてロックまで切り替えられるのがよいが、ちょっとがっかり。
で、乗ってみると結構効きがよく細かい振動も取れる。以前、少し借りた自転車についていたコイルスプリング式のSR SUNTOURのサスとは印象が随分違う。結局、かっちかちだったマウンテンバイクがなんだかラグジュアリーな乗り物になってしまった。今度はリアの振動がやたら気になる。
あと、どうも路面からのフォーク軸方向の反力は吸収されるものの、フロントホイールをねじる方向に働く反動はそのままなので、リジッドフォークのバランスとは全然違うのですこし戸惑う。ステムを伸ばしてハンドルバーをもう少し長いモノに換えたほうが安心かもしれない。慣れればどうってことないのかもしれないが。
もう少し涼しくなったら、近所の山に行ってみよう。