CNET Japanによると、OpenBSDにリモートから悪用できる脆弱性が発見されたそうです。既に修正済みであり、攻撃コードも公開されています。
記事ではIPv6の処理に問題があったということですが、具体的には、IPv6のICMP処理で使うmbufの複製ルーチンに問題があったようです(該当する変更箇所)。
OpenBSDのリモート脆弱性は、2002年にsshサーバの脆弱性が発見されて以来２つ目です。公式ページではすでに、"Only two remote holes in the default install, in more than 10 years!"と、書き直されています。
/.本家でも既に記事になっていますが、BSDセクションが無くて驚きました…

共同通信によると，独立行政法人水産総合研究センターの養殖研究所が，世界で初めてウナギの完全養殖に成功した． 水産総合研究センターでは，1999年に卵の人口ふ化からウナギの幼生(レプトケファルス)まで育てる事に世界で初めて成功したが，今回はさらに，ウナギの稚魚であるシラスウナギまで育成する技術の開発に成功した． 従来の養殖ウナギは，シラスウナギを河口で捕らえそれを育成していた．卵から養殖を開始しないのは，ウナギについて，産卵場所や幼生(レプトケファルス)の生態など殆んど明らかにされておらず，シラスウナギになるまで育成させることができなかったためである． しかし，シラスウナギの漁獲量は年々減少しており，絶滅も危惧されているため，卵からの養殖方法の確立が求められていた．

asahi.comによると，今年12月から開始される地上波デジタル放送の目玉の一つである携帯端末向けテレビ放送が，MPEG-4の特許料の問題により12月の放送開始には間に合わなくなった． 問題となったのは特許使用料の支払い方法で，放送局側が一括支払いの方針なのに対し，特許保有団体(MPEG LA)は端末の利用時間や利用台数に応じた支払いを要求した．結局放送局側は携帯端末向けテレビ放送にMPEG-4を使うことをあきらめて別方式を模索しているが，未だ解決の見通しは立っていない．

CNNによると，1957年にスプートニク2号に乗り，史上初めて生きたまま地球の周回を回った生物として有名な犬のライカは，実は打ち上げ後数時間で死んでいたとする論文が発表された． この論文は，ヒューストンで開催された"the World Space Congress"という国際会議(URLはおそらくここ)で，モスクワ生医学研究所のディミトリ・マラシェンコフ氏によって発表された． 論文によると，当時，ライカは宇宙空間を周回していたスプートニク内で1週間ほど生きていたとされていたが，実際はパニック状態になったため，打ち上げ後数時間で死んでしまったということだ． ちなみに，モスクワ生医学研究所はソビエト時代からロシアの宇宙における生物学，医学，生理学の研究を行ってきた研究所とのことで，論文の信憑性はかなり高いように思われる．

Hot Wired Japanによると、米バーチャル・デバイセズ社がペンサイズの投影型キーボードを開発しました。
折り畳み式の投影部からキーボードの画像を手前に映し、指の動きを読みとって動作する仕組みで、マウス機能もあるようです。PDAやスマートフォンへの組込みも可能らしい。
個人的には、外部機器なしでキーボード入力可能なPalmサイズのPDAができそうなので期待大です。

Wired Newsによると、シャツのボタンサイズの超小型発電機が開発されたそうです。 中身は超小型ガスタービンで、「最も高性能なリチウム電池の10倍の電力を供給できる」そうです。 内蔵電源として使うには色々問題がありそうですが、いざという時の補助電源として用意しておくと安心かも。