sheseeの日記： 映画 スター・ウォーズ 最後のジェダイ

ファミリー向けを捨てたのか、かなり話しが重いです。
今回レイ、カイロ・レン、ルーク、フォン、ポーと活躍するキャラが多く、群像劇ぽいので少し散漫です。
上映時間も長いせいもあってかなり疲れます。( ブレードランナー 2049ほどではない）

カイロもこじらせたキャラですが、今作のルークも相当こじらせてます。
カイ・レンは前作では仮面への執着と八つ当たりぶりから、厨二病と思われていましたが、
それは間違いで厨二病なのだけど、かかえる闇は本物でスノークも見通せないほど深いものでした。さすがにあれは同情する。

今回結構剣劇シーン多いのですが、ライトセーバーの動きが剣の動きでは無く、刀の動きでした。どっちかというと殺陣です。ジェダイとシスの正統は途切れてますし、レイは杖使い、カイロは力任せなので悪くは無いと思いますが。
あとエクストリーム切腹は笑いました。

イカネタバレあり

見れば展開見えるのでネタバレですが、巡洋艦による格好いい特攻があります。
どっかで似たようなのがあったと思ったのですが、HALO:Reachですかね。
アメリカ人も特攻好きだよね。まあ日本は組織的にやったから引かれたのだけど。

冒頭の惑星軌道上の艦隊戦において、爆撃機が自由落下爆弾を使った件ですが、低軌道ですので、撤退する反乱軍と追跡するファーストオーダーの艦艇が軌道高度を維持する速度で周回している場合、逆向きに進む反乱軍の爆撃機は高度を補うために推力を使っていますので、爆弾が重力によって落下しても問題ないと思います。えらく適応範囲の狭い局地戦用爆撃機だと思わなくも無いですが、きっと本来地上に降下して爆撃する機体をしかたなく使ったのでしょう。

始終リアルスペースを追いかけ回されている反乱軍艦隊ですが、スターデストロイヤーが巡洋艦のリアシールドをペチペチ撃ってるだけなのは、さすがに舐めプレイ過ぎないかな。無用なタイファイターの損耗を避けるホワイトな職場ファーストオーダーなのかもしれませんが。この部分の展開は頂けませんね。