sheseeの日記： 直訴の行方

違法であったので直訴が取り上げられることは極めて希であったけれども、駕籠訴され受け取られた直訴状は一応幕閣と直下の官僚が読んで却下されたらしい。
万が一、訴状が取り上げられて調査の上で真実だと分かった場合、幕府は藩の領地に対する何の行政権限も持ってはいないので、指導の上、処分は藩主か家老の切腹・蟄居・隠居の上で国替えという事になる。

現在の直訴がどれぐらい行われているかは分からないけれども、たぶん取り上げらる事は希だと思う。
万が一、訴状が取り上げられて調査の上で真実だと分かった場合、明治政府以降は中央集権なので、行政指導は出来るけど人事権まで掌握している訳では無い。補助金をもらっている団体なら予算を絞る事になる。結局誰かの首を差し出すことになるのだろう。

今回、訴状が取り上げられた時点で既にアウトなのに、なんで協会は組織防衛にいかなかったのだろう。
そして直訴という手段である以上、会長・副会長の首は飛んでいておかしくないのにまだ首は付いている。
つぶれるんじゃない？