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日記

sheseeの日記: けものフレンズ2 第12話

日記 by shesee

第十二話、やっぱりあのフウチョウコンビ、ご都合主義の神様じゃないか(しつこい)。今度はビースト召還したぞ。
Cパートのイエイヌの描写からして、バッドエンドだな。「みんな大好きだ」とか「ここがおうち」とか高揚からくる錯乱した発言はあったものの。そこだけはちゃんと因果応報で伏線を回収したんだな。他はいろいろ投げっぱなしだけど。
動きは悪かった。演出は最悪だった。モデリングが大変だったのは分かるけど、全部同時に動かせないなら、ロングショットなんて一瞬で良かったのに。今回も演出は散漫でどこに誰がいるのか理解するのに苦労した、最終回だというのに全然疾走感が無かった。ビーストワープは酷い。

全体的には、脚本の粗が目立って楽しめなかった。キュルルがおうちにこだわる割には、キュルルにとってそれがどれほど大事な物であったのか提示されなかった。そのせいでキュルルには感情移入できなかった。
キュルルの性格が子供のせいか精神が成熟していないし、最終回の異様な高揚まで成長もしていないので、反感さえいだいた。
出てくるフレンズ(あえてフレンズ)は、イエイヌとG・ロードランナー以外キャラが立っていなかった。たぶん関わり方がロードムービーのモブなんだと思う。キュルル一行を中心に世界が廻り、イエイヌ以外の誰もキュルルの意志や情緒に影響を与えていない。そうすると単独でキャラ立ちする濃いフレンズしか心に残らない。ビーストと友達になりたかった。
伏線は最初から最後までグチャグチャだった。そして投げっぱなし。
モデリングは可愛かったと思う。蝶ネクタイが太すぎるのが気になったけど。めり込み対策なんだろう。
3Dモデルの動きは、悪い回があった。リップシンクと目線のずれが気になった。良い回もあった。アニメーターの力量によるんだろうな。
後半の演出は散漫だった。前半にゆっくりしすぎたせいか、後半は詰め込みすぎなんだと思う。もう少し大胆に省略しても良いのに。フウチョウコンビなんていらなかった。

そうそう
絵の具に使う顔料にキナクリドン系というものがある。
色相は赤から紫。どこの会社もキナクリドンレッド、キナクリドンマゼンダなどの名前で出している。
薄めたときの色がとてもきれいなのが特徴でお気に入りなのだ。
実は黄色もあった。キナクリドンゴールドと言う色で、濃いと土色なのだが薄めると綺麗で透明な黄色になる。
製造中止になってしまって今は複数の顔料で再現しているらしい。

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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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