小島肇さんのメモ経由
日経新聞:
調査結果によると、青森市の農場はカモが飛来するため池と沼地に隣接。
経由
農林水産省発表:
発生農場の管理人(以下単に「管理人」という。)によると、隣接するため池で今シーズンもカモの飛来を確認しているとのこと。
文中の「ため」を接続詞と早合点して意味が通じないと悩み、
新聞社や農林水産省に質問するところだった。
タバコを買いに外出後再読したら「溜池」の意味だとようやく理解できた。
orz
// 常用外を理由に難読漢字を用字から排除するなら分ち書きも併用して欲しいよ。
漢字でかけない (スコア:2)
> // 常用外を理由に難読漢字を用字から排除するなら分ち書きも併用して欲しいよ。
溜池がダメなら永田町で。
Re:漢字でかけない (スコア:1)
コメントありがとうございます。
…語句を差し替えてみたら、虚構新聞に採用して欲しい出来栄えだった:
>> 青森市の農場はカモが飛来する永田町と沼地に隣接。
>> 隣接する永田町で今シーズンもカモの飛来を確認しているとのこと。
永田町は葱を背負った鴨(亜種?)が来訪する聖地ですもんね。
Re:漢字でかけない (スコア:2)
彼らが背負っているのは「票」ですね。
そして「TPP反対」にコロッと騙される。
Re:漢字でかけない (スコア:1)
コメントありがとうございます。
自由民主党総裁の任期延長にとどまらない終身制移行と合わせ技で総裁世襲制
を期待しているところ。それくらいしないと残りが責任をなすりつけあって
落とし前がまとまらないだろうという気がする。友党も野党もまとめて。
// 部分的にあちこち悪いひいてはみんな悪いだと解消しないのがこの国の常。
完全に同意 (スコア:1)
なんでカモのために農場を池・沼地に隣接させるんだよ、と本気で悩んだ。
Re:完全に同意 (スコア:1)
コメントありがとうございます。
わたしもついそう読んでしまったので電話して抗議するところでした。
愚図でのろま扱いされるのと引き換えに少しだけ怪我を小さくしたと胸をなでおろす。
Re:完全に同意 (スコア:1)
>なんでカモのために農場を池・沼地に隣接させるんだよ、と本気で悩んだ。
悩まなかったけどそう読んでた。
合鴨農法とかいうやつなんだろうな、と勝手にガッテンしてました。
Re:完全に同意 (スコア:1)
「隣接」という語句が曲者。
どういうことかというと
沼地とため池は農場に含まれない。管轄外だから管理対象になっていない。
青森県/青森市どっちが監督するんだか知らないけど(病気対策は県らしい)、
それで農場を許認可したのかなすがままきゅうりがぱぱにしていたのか
みたいな話にもつながるのではないかと…
全然無関係だがわたしが卒業後、出身の市立中学に隣接して養鶏場が
経営されていた期間が一時期あった。衛生上それでいいのか?
と小さな疑問を抱きながら近くを通って高校に通学したものだった。
Re:完全に同意 (スコア:1)
コメントありがとうございます。
決まり文句が抜けていた。分け隔てしたわけでないので為念。
Re:完全に同意 (スコア:1)
先生きのこる案件のニューカマーですかね。
最近も「旨みだしたれ」とかありましたけども…。
Re:完全に同意 (スコア:1)
コメントありがとうございます。
あれとこれが類例ではないかというものを探せばそういう感じでつながるものか。
「棒の手紙」も変種だと割り切れば加えられそう。
昔なら圏点を打ったところ (スコア:0)
Re:昔なら圏点を打ったところ (スコア:1)
コメントありがとうございます。
情報伝達力は常用外漢字に劣るも圏点箇所は分ち書きと同等以上に
誤読を減らせるですね。圏点 [wikipedia.org]、脇点とも知らない語でした。ご教示多謝。
>図書や新聞からネットになって
家で購読している地元紙をササーッと眺めてみたところ、
ルビは振られていても圏点を施した箇所が見当たらないので廃れかけている?
数年前活字サイズを大きくした印刷システム改修の一環だろうか。
ウィキペディア日本語版当該項に選挙公報云々と記載があったので先日の
地元首長選挙のそれを眺めるも、これも安っぽい印刷で圏点一つないありさま。
国政選挙クラスでないと予算が使えないのだろうかとわりと悲しかった。
それ文章変更で (スコア:0)
「沼地とため池」とか「隣接のため池」とか、文章の調整のし様はあると思うが
書いてる本人はわかっているから気付けないんだろう。
新聞の校正の人とかはこの辺するどそう。今そういう仕事って生き残ってるのかな?
Re:それ文章変更で (スコア:1)
コメントありがとうございます。
農林水産省の発表文(青森の鳥インフルエンザ事案)を遡ると、
「付近を沼地やため池、水田、雑木林に囲まれている」、
「調査時はため池や水田に水鳥は観察されなかったが」、
と「ため池」がキーワードであることは伝わらなくもない一方で
日本経済新聞記事(青森と新潟を合わせて報道)を遡ると、
「近くに水鳥が飛来する池や沼があり」、
と記述している。
こうして落ち着いて振り返ると、農林水産省の発表を一部切り出して非難する
のは半分筋違いに見えてきた。でも日本経済新聞はそうでもない。
二度目にこれらを列挙するさい無駄に調子を整えるためなのか
複数の報道向け発表を元に記事にまとめて文の不整合を見逃したのためか
わたしが切り取った引用のようになっていた。
新聞は最初は「池や沼」と記述していたものを二度目に「ため池と沼地」と
言い換えていて、農林水産省のそれとも別件の言葉の揺れ問題もあるなあ。