shimashimaの日記: 読書日記@2003年5月29日
本日の読書
日経BP社「ソフトウェアテスト293の鉄則」
読了
ピアソンエデュケーション「ペアプログラミング」
~ 58 ページ
5月頭辺りから読んでいた「ソフトウェアテスト293の鉄則」読了。
翻訳物で主としてアメリカに於けるテスト部隊の役割やテストの際のポイントなどをまとめた本である。正式なソフトウェア工学的なものではなく、著者の経験をまとめたと言った感じである。
アメリカではテスト専門家という役割があるようで、SE・PGなどがテスト行い専門家が居ない日本とは若干事情がことなるが、その点に関しては訳注が適宜入っている。
今の職場にいるベテラン技術者にテストの方法などについて話を聞いたことがあるが、いわゆるソフトウェア工学的な理論は現場では役に立たないと言われたのが印象に残る。
境界条件にバグが多いなど一般論はあるにしても、カバレッジなどは個別論になり、個々人の経験と勘に依存する部分が多いためとのことである。この本はある意味その経験と勘の集大成ではないだろうか。
そういった意味で意義がある書籍だとは思うが、正直言ってソフトウェアの品質の問題は、テスト行程ではなく実装及び実装レベルでの設計に問題があるのではないかと感じている。
私の周りをみても、きちっと境界条件をとって単体テストを行っていることは皆無である。どうも、きちんとテストすべきことを教わっていないのではと思う。そしてなにより、「楽に単体テストを行うためのノウハウ」がみられない。実際にところ、単体といいつつ結合状態で行っているのが大半である。これでは境界条件を細かくとるには一苦労である。
「テストをしやすい設計」「単体テストのこつ」「テストを行うための環境の重要性」などの解説などが必要なのではないだろうか。
ちなみに、「ソフトウェア293の鉄則」は行きの電車内で読み終えたので、帰る間際besmoothopさんに押しつけ^h^h^h^h渡してきた。
「ペアプログラミング」については、また後日。
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