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NTT

shimashimaの日記: 法律の境界

日記 by shimashima
昨日のことだが、7月半ばまで勤めていた会社に、土曜日にもかかわらず顔をだした。当然、残業代未払いの件で話をするためだ。最初、金曜日の昼を打診されたが、当然仕事があるので却下。土曜日をこちらから提示し、相手も了承し今回会うこととなった。

そもそも、相手から言ってきたのだから「おまえが来い」といえばよかった…。そうすれば、新宿まででていく必要はなかったのに。反省。

さて、会議室で総務の人事担当者と話をするのだが、総務の隣に1名見知らぬおやじが座っていた。その場で紹介されたが会社の法務担当を名乗る人だった。「法務担当」の肩書きを聞き、「弁護士か?」と一瞬身構えたが名刺をもらって安堵した。何しろ名刺には「弁護士」の文字はなく、その代わりに「行政書士・宅建主任」の文字が。
「全然専門家ちゃうやんか」と思いつつ、「よかった、弁護士じゃないんだ。行政書士だったら労働関係なんて専門外だろう。よかった。」とほっとした。

挨拶が終わったのち、本題である残業代の支払いについて、会社側から「妥協案」が提示された。
1.会社として「残業代未払い」は存在しない。
2.なぜならば、法律上支払わなくてもいいし、支払わないことは社員に通知し納得済みのはずである。
3.一人にだけ例外を認めて残業代を払うことは会社として規則を曲げることになるのでできない。
4.しかし、今回特別に救済措置として「慰労金」という形であるていどの金額を支給してもいい。
5.「慰労金」の金額は請求額の3分の1

実際にはもっと多くの話が途中ででたが、「法務顧問」を名乗る人物から、法律に関する発言がでたことはないことを明記する。ただの飲み屋のでだべっている変な親父と同程度のことしか話していない。つまり、
1.会社が説明すれば残業代は払わなくてもいいんだ。
2.会社だって経営に行き詰まって困っているんだから、判ってくれ。
3.世の中には残業代が出ていない会社が多くある。これは別に法律違反でもなんでもない。
4.この間テレビに出ていた元官僚だって残業代がでないといっていた。だから問題ないんだ。

…。
ご高説ありがとう、としか言えません。
願わくば、法廷でも同様の内容を裁判官におっしゃってくださることを、切に祈っております。

という、ろくでもない「法務顧問」はひとまずおいておいて、会社の方針・妥協案が提示された。
こちらとしては即答はできないと答えて切り上げてきたが、実は会社側の回答にはさまざまな問題点があることを、私は気づいた。

労働基準監督署の基本的なスタンスとして、「働いた時間分の給料は支払うべし」である。そのため、会社に対しては、「会社が把握しているshimashimaの労働時間を提出してください」と依頼しているがいまだにこの回答を行っていない。
これは、会社側は「そもそも残業代は支払わなくて良い。だから時間なんて関係ない」と思っているからと推測される。
つまり会社の方針は、労働基準監督署の前提条件から真っ向衝突しているのである。

労働基準監督署の担当官の方は、すでに会社に「shimashima個人の問題ではなく、会社としての問題なんですよ」と念を押している。これは、残業代未払いが私個人だけでなく社員全員に対することであることを伝えているからである。このことを会社はまったく理解していないようで、私一人を金で黙らせれば済むとおもっているようなのである。

さて、私のとる方法は、
1.労働基準監督署へ会社との打ち合わせの結果を報告する。
2.弁護士を立てて民事訴訟を起こす。
である。

2.については、1.の結果を踏まえタイミングを見てから行う。会社の今回の回答では、労働基準監督署の査察がはいるのではと想像しているが、さてどうだろうか。
訴訟は手間も時間もかかるためできるだけ避けたいが、そもそも法律に基づいて話ができないような手合いとこれ以上付き合いたくはない。専門家による解決に任せることにする。

# 余談だが、訴訟で未払いの法定外残業(週40時間超、もしくは一日8時間超の時間)分に関しては、
# 「付加金」として同額を請求することができる。
# つまり、このまま訴訟になった場合、私の場合は当初請求額の
# 倍額請求できるのだ。
# 会社はこのことに気がついているのだろうか…。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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