shimashimaの日記: テストでの品質向上
日記 by
shimashima
うちの会社に「品質管理部」が出来るらしい。
まずはテストを中心として品質の確保を行い、その後見積もりや要件定義の確認まで手を広げていくらしい。
「らしい」が連続してしまったのは、部の立ち上げメンバに詳しいことをまだ聞いていないから。なかなか自社に戻る機会がないのでね。
現段階で気になるのは「テスト」が中心に据えられていること。
ソフトウェア工学を勉強したり実際に現場に身を置いたことがある人であれば判るはずだが、テストは品質の確認をするためのものであって品質を直接向上させるものではないということ。品質を向上させるには正しいプロセスを立ち上げ、プロセスに則り作業を行い、細かい単位でレビューを実施するなどして随時品質の確保を行っていくしかない。
通常言われているテスト(動的テスト)では、最終的な動作する物ができあがってからでないとテストが出来ない。これでは途中の設計時点での品質がすでに悪い場合、その悪さを証明することは出来るが直すのには設計をもう一度やり直すしかなく現実的でないしコスト的にも無駄が多い。つまり設計書を書いた時点で設計書に対してテスト(静的テスト)を行い、一定の品質に満たない場合はその時点で再設計を行う方が正しいのだ。
それからもう一点。
品質向上の為の手法で一番費用対効果がよいとされているのは「インスペクション」。だが、敷居の高さからか利用しているという話はとんと聞かない。日本語の書籍も素晴らし物があるが数が少ない。
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