snowyの日記: 君との間の偶然と必然
日記 by
snowy
今日 君を見た
僕は電車に乗っていた 停車駅のホームに止まろうとした時 反対方向からすべり込んできた電車に 君は乗っていた
そして二人は ほとんど 向かい合った
こういう風に 偶然すれ違うのは 何度目だろう? いつも 君の方が気付くのが早かったね ごめん
この時 二人を隔てていたのは 車体の壁とガラス窓だけ 立っている僕と 座っている君
君は 赤いコートを着ていて うつむき加減で携帯電話をいじっていた
僕は 君が必ず気付きそうな気がして でも 距離を置きたくて 壁の陰に身を入れた
でも よく気が付く君のことだ 僕を見付けたかもしれないね
いつもそうだった 君が近付こうとして 僕が微かに身をかわす 君が気付かないように 傷つかないように
それが 疲れた僕に出来る 数少ないことだった
勝手な言い分だね ごめん
君が今でも僕のことを好きだとささやく人がいて
僕の気持ちを確かめたがるかも知れない
でも それをここに書くのはよそう
一つだけ書けるのは 僕は 君の姿を確認したかった と言うことだけ
それで僕は また一つ 君との間に区切りをつけたのだった
だから 今日 君を見たかった
君との間の偶然と必然 More ログイン