strangerの日記: 絹田村子「数字であそぼ。」 2
日記 by
stranger
学園もの漫画の中でも動物のお医者さん的な専門学部を舞台にしたフォーマットは脈々と引き継がれているようで、もやしもんとかのだめカンタービレ(の前半)とか、ヒット作も多い。
で、表題の絹田村子「数字であそぼ。」wikipediaについて。
動物のお医者さん直系という雰囲気の漫画で、京都大学理学部を舞台に大学数学に取り組む学生の日常が、数学ネタを絡めながらユーモラスに描かれている。
主人公を
「ギフテッド的な映像記憶能力で受験は攻略出来たけど、理解を求められる大学数学には太刀打ち出来ず、読者と同じ目線で苦悩する」
狂言回しとして配置するなど、漫画として良く出来てるな、と。
この漫画は月刊フラワーズという女性向け少女漫画雑誌に掲載され、現在単行本で7巻まで出版されている。
この事実は、日本の漫画の懐の深さや先進国日本の女性の理知性として誇っても良い気がします(大袈裟?)。
懐の深さはその通りかと思う (スコア:2)
>先進国日本の女性の理知性
近年はマンガを読む層は文化資本に恵まれた人たちということを聞いたことがあって、
そのあたりは影響しているのかどうだろうか。
他の例では「第九の波濤」が水産学部を舞台にしている
これは? (スコア:0)
「決してマネしないでください。」はその学園もの漫画に入りますか?