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日記

sumiyakiの日記: 政党政治っていうのもどうなんだろうな? 17

日記 by sumiyaki

ずっと前から思っていることだけど、政党政治ってなんなのかな?
もっと直接民主主義的な余地が出てこないのかな?
代議員による間接民主主義にしても、もっと政党の枠を縮小することはできないのか?

まあ、いまのままでは、「政党政治を止めよう!」というスローガンの政党が出てくるとも思えないし。
憲法を改正する必要がありそうだし。
そういう政党が出てきたら投票するけど。

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  • by Ryo.F (3896) on 2017年10月16日 23時33分 (#3296621) 日記

    まず、直接民主主義については、直接民主主義がそんなにいいものなのか、って疑問があるね。
    現代社会って、高度に複雑化しているから、国民一人一人が個々の問題に対して十分理解し、議論し、決定できるか、非常に疑問。

    政党のシェアが小さい間接民主主義は十分可能だけど、政権が不安定になる。
    55年体制なんてのは、割とそれに近かったんじゃない?
    自民党が過半数を取っていたとは言っても、中身は激しい派閥争いがあって、少数政党の連合みたいなもんだったわけだから。

    また、小選挙区を廃止すれば、少数政党が増えると思われる。

    • たしかに、個々の問題を全国民で直接投票して決めるというのも難しいから、
      それぞれの問題の専門家(政治家じゃなくて)に任すことになるとして、
      その専門家をどう選ぶのか、ということにまたまたなるのかも。

      政権の安定性ってことだと、独裁が一面的には安定そうだけど、結局は不安定だから。理想は動的安定性ということになるんでしょうか?

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      • by ma_kon2 (9679) on 2017年10月17日 8時59分 (#3296715) 日記

        それぞれの問題の専門家(政治家じゃなくて)に任すことになるとして、

        ゆりっぺさんの「改革」はまさにこれでしたな。
        こういう専門家さん達は,業務改善には向いてるんだけど,
        そもそもその仕組みで飯食ってるんで,
        自分たちの基盤をぶっ壊すのにはすごく消極的にならざるを得ない。
        高級官僚だろうと,公務員に抜本的改革はムリ,っていうわけだ。
        そういうものをぶっ壊す力を持っているのが「政治家」なんだよね。
        再構築の段階で「専門家」は活きてくるのだけど。

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        • by Anonymous Coward

          せめて小選挙区を基盤とする二大政党制だと、与党は現状維持を希望しても、
          政権奪取を狙う野党はそのために改革を標榜したりするから、まだしも基盤を
          破壊する力が働く。
          #どっちの出してる政策が良いかを、国民が判断する/できるのが前提だが。

          一方の日本だと大選挙区を基盤とする小党乱立型なので、
          「巨大与党と、その他大勢」って図式で安定しやすい。
          与党も野党も現状その基盤の上で飯食ってて、それを変革しようとはできんわけだ。

          だからよりよい選挙制度は模索すべきだけど、与党も野党もマスコミも
          これを基盤にしちゃってるから以下略

      • by Ryo.F (3896) on 2017年10月17日 8時20分 (#3296698) 日記

        それぞれの問題の専門家(政治家じゃなくて)に任すことになるとして、

        その専門家が公務員だったりすると、官僚と呼ばれたりして、結局官僚に実権を握られちゃうと、官僚政治と呼ばれたるね。
        そーゆー直接民主制は、官僚政治に陥りやすいんじゃないかな。

        独裁が一面的には安定そうだけど、結局は不安定だから。

        例えば北朝鮮なんか、70年近く持ってたりするわけだよね。
        民主国家の政権が、70年も持つ例は無いわけで、どちらが安定かと言えば、圧倒的に独裁国家じゃないかな。

        ま、不安定も困るけど、安定ならいい、ってことはないってことだね。

        ところで、北朝鮮は、「民主主義人民共和国」を自称(笑)していて、実際に選挙も行われてる。
        民主主義ならいいって話でもないことの例なのかもね。

        理想は動的安定性ということになるんでしょうか?

        まあ、現状の間接民主制で、そこそこ安定な政権、ってのは、そう悪くないってことになるんじゃない?

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  • 2.26事件の皇統派とか
    政党政治の廃止と財閥の解体を訴えていました。
    一応天皇への権力返還を題目にしてましたけど、主体となった青年将校は、東北に生まれ朝鮮や満州政策の煽りを受けて士官しか道が無かった貧農の出です。
    無謬である必要がある天皇が直接執政する訳は無いので、軍を媒介とした階層型の直接民主制という訳です。

    直接民主制はポピュリズムに陥りやすいです。
    法的に正しいとは言えない手順と証拠で、大統領を弾劾した国は、ロウソクという陶片追放すなわち直接民主制を行使した訳ですが、独裁に進行しかねない危ういところに位置しています。

    2.26事件は陛下の非常大権行使が無ければ、おそらく成功していました。
    そうそう陛下に非常大権を使って頂きたくは無いので、あまり不安定な政体は選びたくないですね。

    • なるほど、2.26事件にはそういう裏があったのですか。

      それなら、国民が直接、政党なり議員にもっと物を言える、簡単に言えば、総選挙みたいのをもっと頻繁に行う、というのはどうでしょう?
      簡易総選挙的なというか。半年に一回くらい?

      政党や議員が選出された時とは違う政策や理念を持つようになったら、何年に一度の総選挙では、国民の意志が反映されにくい。

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      • by Anonymous Coward

        政党色を弱めるには、直接選挙制の大統領制≒首相公選制とし、比例代表制を全廃し、全国単一選挙区制で国会に於ける投票権数を選挙時の得票数にする議会制度にするなら、相対的に政党より個々政治家の方が優位に立つから政党色は薄まるかも。

        • by Anonymous Coward

          ハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」の革命政府がそんなシステムを取っていました。
          全国民が一人一票持っていて、その票を候補者に付託する。多くの票を持つものが議員となり、付託された票数を行使する。
          なかなか合理的なシステムだと思うのですが、現実に採用された例を知りません。
          このシステムで党議拘束とか掛けなければ、税制に関しては政策A、安保に関しては政策B、福祉に関しては政策Cみたいに
          自分の考えに最も合致した候補者が選べて、ハッピーになれると思うんです。

      • by Anonymous Coward

        政党なり議員なりに物を言うのは選挙なんか経ずとも簡単ですよ。みなさんその気が無いだけです。
        だいたい議員事務所に受付があるので、そこに直接意見を出すか赴くか。

        選挙が増えるとまず議員および各自治体の負担が増えます。選挙期間中は政治を動かすこともできませんしね。
        さらに政権が変更される可能性もあります。前政権が決定したことは踏襲しなければなりませんが、交渉中のものは破棄されることもありえます。
        半年でころころ変わるような政権と交渉したいと思いますか?

  • by Anonymous Coward on 2017年10月17日 7時15分 (#3296682)

    党議拘束の適用範囲を限定的にすればいいんじゃね、と思ったけど米国では党議拘束がゆるいためにロビー活動が盛んになってしまうそうだ。

    も一つ、比例に関しては、衆院選も非拘束名簿方式にしてくれと思う。

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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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