suspend29の日記： 誘導兵器 / ブルーエンジェルス / F-14

アングル：ＩＳ特需で米誘導兵器の需要急増、メーカ―の負担に
http://reut.rs/1XNZMfU
2015年12月7日
”ある米メーカー幹部は「中東地域ではだれもが５─１０年分の誘導弾の予備を蓄積したいと口にしている。これは（イスラム国に対する）気の長い闘いだ」と語った。”
ロッキード・マーティンの空対地ミサイル「ヘルファイア」の生産能力はもう限界に達している。ただし2020年まで工場拡張を予定している。
ヘルファイアは6万-10万ドルという（比較的）低価格に加えて航空機から艦艇まで幅広いプラットフォームから撃てるとあって人気が高い。
”米国の外国向け兵器売却承認総額は、９月までの２０１５年度で前年度の約３４０億ドルから３６％増の４６６億ドルになった。米国の同盟国向け精密誘導兵器の承認額は３５億ドルから６０億ドルに増加した。”
”先月には国務省がサウジに対して、２万２０００を超えるＪＤＡＭとその他精密誘導爆弾を１２億９０００万ドルで売却することを承認した。”
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USN moves to modify Super Hornet for Blue Angels role
https://www.flightglobal.com/news/articles/usn-moves-to-modify-super-hornet-for-blue-angels-rol-419812/
2015年12月8日
米海軍はブルーエンジェルスの機体を交換する。
ブルーエンジェルスは単座のF/A-18A、F/A-18C、複座のF/A-18B、F/A-18Dの混成。1986年にA-4から交換。今年の5月と6月の飛行中にパネルの脱落を起こしている。
機体はスーパーホーネットを検討している。
もちろん設計変更が必要。ガンとミサイルランチャーの撤去、飛行補助燃料ポンプ、青いスモークを出すために尾部にオイルポンプ、春にはハンドリングを良くするための操縦桿も追加。
※ということはブルーエンジェルスの機体は有事には使えない。
スーパーホーネットはレガシーホーネットとデザインを共有しているが、スーパーホーネットは25%大きい。航続距離も40%伸びる。
ブルーエンジェルスのウェブサイトではレガシーホーネットが好まれている理由の一つとしてスーパーホーネットの余分な重さ？を挙げている。軽量な機体（による操作性）がニーズに適していると。
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‘I Still Can’t See Him!’
http://warisboring.com/articles/i-still-cant-see-him/
2015年12月6日
1970年代半ばにイランの後期シャー政権が購入したグラマンF-14トムキャットはイラン・イラク戦争での空対空戦闘で主要な位置を占めていた。
シャーはF-14をソ連のMiG-25偵察機や領空を侵犯しようとするイラク空軍に対する抑止力として考えていた。
報告によればイラクとの戦争中に160機以上をF-14とヒューズaim-54aフェニックスで撃墜した。

オバマ外交

[plauda (46850)]

オバマがイスラム国掃討に弱腰になると軍需産業が潤う。
米国にとって、イスラム国の問題が長引けば長引くほど国益になる状況ですね。
意図的なのかどうかは、分かりませんが。

サウジの原油安でシェールオイル景気に水を差された格好だったが、兵器でどんどん搾り取られていますね。サウジの原油で得る利益が吹っ飛ぶ軍事コスト、まさに泥沼。

Re:オバマ外交

[suspend29 (47299)]

軍需産業が潤う、のは確かにそうなのですが、同時に中東で行っている作戦の費用はアメリカ自身が支払っているはずですので国益になっているのかどうかはちょっと微妙です。
むしろ今一番利益を得ているのはイスラエルです。中東各国の国力が削られてイスラエルどころではなくなっていますから。