suspend29の日記: 譲渡 / QF-16 / 燃料電池 1
改正自衛隊法成立、中古装備譲渡可能に
http://www.sankei.com/politics/news/170527/plt1705270015-n1.html
2017年05月27日
" 自衛隊の中古装備品を無償や割安な価格で譲渡できるようにする改正自衛隊法が26日の参院本会議で可決、成立した。国の財産は適正な対価なく譲渡できないとする財政法の例外規定を新設した。"
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■ 中古兵器の対外無償譲与が法的に可能になったとはめでたからずや。
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2017/05/#001823
2017年05月28日
" まだ使えるけれどもわが国の最新の安全保障ニーズには適合しなくなっている――という兵器が自衛隊にはゴマンとあるから、それを全部ASEANにプレゼントしてしまう。
それによって大綱の別表に空いた「空欄」を、最新のニーズに合うようなふさわしい装備で埋める。こうやって「進化」のスピードをまきあげなかったら、日本は近い将来に韓国軍にすら、してやられますぜ。"
(追記)
自衛隊装備、初の無償供与 フィリピンにヘリ部品と航空機=関係者
http://jp.reuters.com/article/sdf-ph-idJPKBN1AQ118
2017年08月10日
”陸上自衛隊の多用途ヘリ「UH-1」の部品およそ4万点を、災害救助などで同機を使用しているフィリピン軍に供与する。陸自はH型とJ型の2種類のUH-1を運用。このうち1973年度に配備が始まったH型は2012年度にすべて退役しており、補修用部品が使われないまま残っている。日本はこれを活用する考えで、さらにヘリの保守支援なども提供できないか検討している。”
TC-90は2機をリースしており、残りの3機を無償譲渡する方針。
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Warplanes: The Robotic Loyal Wingman
https://www.strategypage.com/htmw/htairfo/articles/20170606.aspx
2017年06月06日
米空軍は4月に、UAVとして動作するように改造したF-16が有人F-16とフォーメーションを組んで飛行するというテストを成功させた。「Loyal Wingman」プログラムの一部。
今回は無人F-16が有人機からのコマンドを受信し、応答できることが確認された。次は無人F-16が単独で攻撃を実行できるかをテストする。
空軍は2013年に最初のQF-16を初飛行させた。
QF-16はすでに遠隔操作でアクロバット飛行ができることも確認されている。すべてのQF-16の転換が完了しても、さらに数百機の転換可能なF-16が米にはある。
125機が発注されており、1機につき1.2millionドルでハードとソフトをインストールする。
QF-4は250機近く作られた。
年に25機のQFが訓練で破壊される。
QF-4の前には218機のF-100、136機のF-102、210機のF-106がターゲットにコンバートされた。
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http://sorceress.raindrop.jp/blog/2017/05/#001823
" Stew Magnuson 記者による2017-5-26記事「Fuel Cells Fail to Make Inroads With the Military」。
※この記者さんは、わたしが『「グリーン・ミリテク」が日本を生き返らせる!』を上梓した2010年より前からずっと軍用の燃料電池や植物油等による代替動力源の取材を続けている、筋金入りの脱石油オタクである。
全米防衛産業協会主催による「ジョイント・パワー・エクスポ」がヴァジニア・ビーチで開催中。
米四軍は、燃料電池の実用を当面、見送る。
ただし研究は続行される。
残念ながら、歩兵が携行するにはまだ重すぎる。重さの割りに電力が長持ちしない。"
" とにかく水素は、流通も貯蔵も容易ではない。
プロパンやメタノールは、イラクやアフガンの戦場へ大量に推進補給するのに全く不向きである。
となるとJP8からなんとか水素を取り出すしかない。
それが、なかなかそうはいかない。"
JP8から水素を取り出す際には不純物(特に硫黄)の発生が問題。
小型UAVもできればモーター+燃料電池に変えたい。
水素タンクの代用品として「水素化アルミ」(アレイン)が有望。
無人機には期待してます (スコア:0)
旋回性能がどれくらいかはわかりませんが、人が乗り込むと機動が制限されるような高い G がかかるような状態にもなれるわけで、機体限界まで性能を引き出せるだろうという点で、標的ではなく戦闘機として期待しています。
整備のマンアワーはさほど違わないだろうし、機体としては同じ部分が多いだろうから安く上がりそうというのも期待です。
よく考えたら、単座の飛行機でも、操縦士と航法士、あるいはセンサがたくさんつんであれば、三人、四人とたくさんのパイロットが同時に乗っている状態にもなれるというメリットが出ますね。
人間よりも反応時間が短いでしょうから、フルオートにして、高い機動性能を引き出せて、即座に計算して機動方向を決めるなど、ドッグファイト向きですけど、いまどきはあまりドッグファイトはやらないですかね。
なんて、妄想爆発させると将来 QF-15 を、 QF-22 みたいなのが、引き連れて無人機隊として B-52 を護衛や露払いすることを想像しちゃったりして……お目汚し失礼