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日記

suspend29の日記: 天然ガス / eLoran / 3Dプリント

日記 by suspend29

トランプ米大統領、対ロ制裁強化法案に署名 エネルギー産業など対象
http://reut.rs/2w70SIC
2017年08月03日
法案は7月27日にすでに可決されていた。署名に数日かかったということは、トランプは署名に抵抗したかもしれない。
米企業によるロシア企業への投資制限。
ロシア側が33%以上の権益を握るエネルギー探索プロジェクトへの米企業の参加禁止。
ロシアのエネルギー探索活動に投資、支援している外国企業を制裁対象にする。
ロシアの天然ガス輸出パイプライン建設に関与する企業も制裁対象に指定可能。
法案はイランと北朝鮮も対象に加えている。

激変する天然ガス地政学----アメリカが崩すロシア支配
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/08/-----4_1.php
2017年08月04日
ロシアが主導して計画中のパイプライン、ノルド・ストリーム2は既存のノルド・ストリームを拡充してウクライナを迂回することで同国に支払うガス通行料を節約する。
リトアニアはLNGターミナルを建設し、アメリカからLNGを購入する契約を締結。ポーランドは既にアメリカからLNGの調達を始めている。
ロシアは年内に、北極圏のヤマル半島で3つめのLNGターミナルを開く予定。

焦点:バングラデシュ参入で盛り上がる南アジアLNG市場
http://jp.reuters.com/article/asia-lng-idJPKBN1AK0GD
2017年08月07日
"供給過剰のせいで、LNG価格は2014年のピーク時から70%以上も下落し、100万英サーマルユニット(BTU)当たり5.75ドルとなっている。"
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■ 米日支は軍艦を1隻4年で建造している。英は6年。露は数千トン級ですら7~9年。ヤバイ。
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2017/08/#001859
2017年08月08日
" Jonathan Saul 記者による2017-8-7記事「Cyber threats prompt return of radio for ship navigation」。
  世界の貿易は9割が船でなされている。
 ところが航空機が多重のバックアップナビ手段をもつのにくらべて、いまの商船はGPSが妨害されたらお手上げだ。混雑海峡では事故必至である。
 そこで「イーロラン」という地上波を使うバックアップナビゲーションシステムが提唱されていて、いま、韓国がそれに乗って開発中。米英露も、この方向を考えている。
 GPS電波は、太陽嵐/太陽黒点活動によっても掻き乱されてしまう。"
北朝鮮やロシアによるものとみられるGPS妨害事件がすでに発生している。
" イーロランは海上の二次元座標を比較的に粗い精度で知らせ得るにすぎないが、その電波はGPS衛星電波よりも強力であり、しかもGPSとはまったく波長帯が異なっているところが利点である。GPSに対する意図的ジャミングや偽信号送出は、イーロランを併用する船舶にとっては、決定的な妨害にはならない。"
韓国は米国人技術者を招聘してe-LORANを開発してもらっている。
米国では7月にe-LORAN用の予算を可決。上院の採決はまだ。
ロシアは似たようなのを検討しているがカネが無いので頓挫中。
欧州では英国が一基タワーを維持しているがこれは私企業によるもの。英政府は「もう巨大インフラには関わらない」という方向性なので関心なし。
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米海軍、潜航艇の船体を3Dプリンタで試作
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1073354.html
2017年07月31日
" 米国エネルギー省は20日(米国時間)、米海軍で用いられる潜航艇の船体を3Dプリンタでの試作を行なったと発表した。将来的にはより早く、作戦の内容などに応じて形状を変えて出力可能とすることが計画されている。"
炭素繊維複合材料を素材として、4週間で組み立て可能状態とした。従来なら60万ドルで3-5ヶ月かかるものが、これなら90%の製造コスト削減が可能。
次は実際に潜行可能な試作品を作ってテストをする。
(追記)
■ おもしろすぎる3Dプリンターの未来。
http://sorceress.raindrop.jp/blog/2017/10/#001906
2017年10月31日
"  Vivienne Machi 記者による2017-10-30記事「Defense Industry Moves Toward Multi-Material 3D Printing」。
  現在、マルチ・メタルの3Dプリンターは、約10種類の金属を任意に混和して部品を成形させることができる。
 将来は、ストレスのかかるところには粘りのある組成、熱のかかるところには耐熱性の組成、といった具合に、組成を断層的にではなく無段階遷移層式に変えていくことができるだろう。そのようにして連続成形された1塊の大きな金属部材は、あちこちの組成がそれぞれに異なっていて、しかもそれが混然一体にしっかりと融合されていてジョイント部分などは存在しない。"
ペンシルベニア州立大学では構造部材の特定の面にニッケルを混ぜて耐蝕性を上げた製品を試作。
次の課題はアルミとチタンの合金。接合面をグラデーションに変化させたい。
チタン合金は塊から削り出すしかなく、9割が「屑」になる。

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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