tabateeの日記: IPAの話
日記 by
tabatee
IPAのやってる未踏ソフトウェア創造事業とオープンソースソフトウェア活用基盤整備事業をオープンソースの観点で比べてみました。どちらも募集に対して応募し、採択されればソフトウェア開発の予算が出る制度です。
- IPAの持っている予算の総計は両方の事業でそれほど違わない
- 1プロジェクトあたりの予算はOSS活用基盤の方が数倍多い
- 未踏の方は作業日報を出すだけで良いが、OSS活用基盤の方は検収が行なわれる
- 未踏の目的は人材の発掘・育成であるが、OSS活用基盤は有用な成果物を作ることが求められる
- OSS活用基盤の方はOSS縛りがあるが、未踏の方でOSSなどと言ってるプロジェクトは全体の1割以下
- OSS活用基盤の方は会社が受託するが、未踏は個人(もしくはそのグループ)で受ける
- 未踏の方は終了時にPMの講評が公開されるが、OSS活用基盤の方は特に公開されていない
全体としてpayしているかとか、OSSを含むソフトウェア産業の振興を国の予算でやる必要があるのかという議論も別途あると思います。しかし、どっちの事業がOSSの足しになっているか考えると、ソフトウェア開発の成果は制度やマネジメントの質で差が付くものなんだなと痛感する次第です。
[結論がわかりにくいと指摘があったので追記]要するにOSS活用基盤のROIがヘボ過ぎるということです。
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