taggaの日記: 「地域」から「地方」へ、そして「空洞」へ
日記 by
tagga
仏大統領選挙は波乱なく終了。 極右「国民戦線」のルペン候補が棄権を呼びかけたことで、 保守が「安心」してサルコジに投票できるようになり保守票をまとめきった感がある。 ただ、表面下での動きが見え隠れする。 治安政策や非ヨーロッパ系移民排斥で閣外協力が進む可能性大。 先住系・移民系をとわず少数派への予算は更に減っていくことになるだろう。*sigh*
地域政党は一回目は「緑の党」と連合を組み、 二回目は「社会党」のロワイヤルにという流れだが、 所詮はインテリ層だけ。 大衆の動きはどうかということで、 新聞サイトを見てると、 Figaro に都市ごとの得票率が出る CGI があったので、 いくつかの町を見てみた。
地方都市でも経済がよくはないが破滅的でないところはロワイヤルが強く、 もうどうしようもなくなっているところはサルコジが強かったようだ。 経済が悪いところは治安もよくないので、 経済政策と治安政策のいずれが受け入れられたのかは不明だ。 日本の論調で経済政策よりのコメントが多いのが気にかかる。
サルコジは、 規制緩和で雇用確保とか言ってるけど、 人件費の桁が違う以上、 フランスでなければならないもの以外はいずれ国外に移る。
「地域」はかつての高度成長期に周辺として「地方」になり、 「田舎」を破壊しながら富を得た。 破壊された「田舎」の住民は「地方」都市ではなく「中央」に流れた。 周辺はさらに国外に移動し「地方」都市は かりそめの繁栄を失ない「空洞」へと変化しつつある。 移動した周辺はその周囲の「田舎」を破壊し、 住民は「中央」に近い所をめざし「空洞」へ「移民」としてやってくる。 このサイクルを止めなければ解決しない問題だと思うんだが……。
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