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taggaの日記: 予想とちがった映画×2

日記 by tagga

来週分の映画、いや週末から缶詰かもしれないので。 (リンクは yahoo.co.jp の映画)

『ザ・ムーン』は、男たちが月に行った話。 人類が月に行った話だと思って観に行ったから、あれれという感じ。 おもしろそうな科学技術の問題の話が出ても流してしまう。 ああ、眠かった。

『アストレ』は、 17世紀のインテリなシシーボーイが書いた抑圧された妄想を、 ヌーヴェルヴァーグの長兄エリック・ロメールが虚ろに美しく描いている映画。 これを観た人の感想は「金返せ」「大爆笑」「大絶賛」のどれかに なるのではないか。

これが残っていたのかという田園風景の中で、 物語を進めるだけの薄っぺらな登場人物に大時代がかった台詞を言わせつつ、 自然な演技をさせて、老監督の映画技術を駆使して真剣に撮る。 その不自然さ。

そりゃ自分の中の抑圧を認めたりしない H 先生なら大爆笑するでしょう。 普通の人なら「金返せ」と言いたくなるほと抑圧された、 まるで飼い馴らされた中学生レベルの妄想は外から見るとちっぽけで、 それを真剣に映画にしているのを観れば笑うしかない。 けど、その妄想は決して届かないからこそ、 中に入れば無意味に美しく無限に広がる。

つまり、巨匠の作品だからという先入観以外で絶賛している奴は、 ビョーキです。
# 僕もね。

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