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taggaの日記: [ヨタ] 若者に起業させる方法 3

日記 by tagga

若者に起業を勧めるエッセイスト兼コンサルタントが結構いるようである。 正社員の「ぬるま湯」状態が起業をさまたげるとして、 待遇を派遣や日雇いと同等にせよとの提言をする人もいる。

〈疫病神〉として何件かの起業と倒産に付き合った経験をもちながら、 いま現在、若者と接する職にあり、〈いずれは起業したい〉という夢を時折聞くものとして、 こういう意見には起業の難しさについて、あえて隠している点が 4つあると拝察する。

  1. 学資ローンや貸与奨学金による借金が大学卒業の時点であるので、 それ以上は借金をするのが難しいこと。

  2. 正規職の大手社員か公務員でなければ、起業資金を貯金することが難しいこと。

  3. 起業を考える若者の多くが中流の出であり、 有限責任なんて建前にすぎないことを身内や知り合いの事例で知っていること。

  4. セーフティネットが壊れているので、 いちど失敗したら、そのあと生活できるかどうかさえあやしいこと。

聡明なコンサンタルト諸氏が、こういうことを知らぬはずはない。 彼ら・彼女たちは、きっと裏では次のような法律を つくるように働きかけているのであろう。

  • 若者に起業しろというエッセイを書いたり、講演をしたりするごとに、 一件、連帯保証人を引き受ける。

  • もちろんコンサルタントも引き受ける。

  • 倒産したときは、とりあえずの衣食住の面倒をみる。

毎年、各コンサルタントごとに成功率を発表し、 〈さすが有能なコンサルタント、ベンチャーもほとんど成功させることができる〉 と若者が知れば、起業が爆発的に増えるにちがいない。

;; 就業時間の一部を研究にあてさせて、 うまくいきそうなら企業内ベンチャーに仕立てて、 軌道にのったらエンプロイー・バイアウトさせる、 というのでは駄目なのか。 ベンチャーなんて失敗がデフォルトなんだし。

;;; タイトル誤字修正

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 多くの企業では入社後2~3年間の報酬など「ぬるま湯」と言い難い程少額なのですが、それさえ払いたくないということでしょうね。
    若者の起業が進まなければ、今度は「外国に目を向けてみては(日本から出て行ってくれ)」と言い出すのは目に見えています。
    • by Anonymous Coward

      > 「外国に目を向けてみては(日本から出て行ってくれ)」
      さすがにそれは、誰が年金負担してるのか忘れすぎたブーメランじゃないの? その前に逃げ切れるのは確実ってことかな?

  • by Anonymous Coward on 2010年05月04日 23時11分 (#1758701)

    > ベンチャーなんて失敗がデフォルトなんだし。
    それは欧米の話で、ガラパゴス・ベンチャーは成功がデフォルトです。当然成功するに決まってるので、セーフティネットもいりません。
    少なくともコンサルタントの脳内では。
    まったくもってひろゆきの言うとおり [srad.jp]ですな。

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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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