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281712 journal

taggaの日記: 漫画家はどこから流れてきて、どこに流れていくのだろう

日記 by tagga

やっぱり眠れないので、書きそびれていたことを書きたい。 僕が書く資格はないのだろうけど。そして、まとまらないだろうけど。

昨日読んだ4コマ誌に次のような吹き出しがあった。

今 マンガ家って 日本に 5万人くらい いるんだって

この数が正しいのかどうかは知らない。 ただ、莫大な数のマンガ家がいて、莫大な数のマンガ家志望がいる。 信じれられない数のマンガ家の競争が日本のマンガの水準を支えている。 そして、漫画で喰えていないか、喰えていてもメジャーにいない。

少女マンガの分析を思想系の人たちがすることがある。 取り上げられるマンガ家は限られている。 その中の一人が O。大御所の方ではない。 天才と呼ぶ人もいる。それを味にはしているけれども、作画技術やストーリー構成には問題があった。

少女マンガ家になる王道は、投稿での新人賞を取ること。 16ページ学園ラブコメという定型詩で競う。 彼女はそれをくぐり抜けられなかった。

彼女のデビューは成人誌。彼女の世代がそれを〈伝説のロリコン誌〉にした。

エロがなければ、彼女のマンガはなかった。 そしてメジャーに移ってからも性を描いていた。 エロがなければ、あの純文学のようなマンガも存在しなかった。

;; ちなみに上の引用の人も成人誌デビュー。青年誌のエロ担当も長いはず。

メジャーで活躍している人、していた人でもエロにかかわる人も多い。

僕は割とマイナー好みなので、特殊な例になるかもしれないけど。 例えば、少女誌とBLで筆名を使い分けている T/Z。 一時期、別筆名でTLを描いていたK。 少女誌出身だけど少年誌にも描いて今は成人誌が主戦場の A/O (僕はこの人のずれた感覚のラブコメが好きだ。本人は FT を描きたいのかもしれないけど)。

マンガ家には、同人もやっている人も多い。上の人たちの中にもいる。 そして、今だと同人からメジャーへのスカウトもある。

リビドーがないマンガ家の絵に魅力があるわけがない。 執着がなければ貧困と将来への不安の中で描き続けられるはずがない。

マンガを産業としてしか考えず、 マンガ家を歯車としか思っていない人たちが、マンガを振興しようというのは悪夢だ。 マンガは綺麗な工場で作られる電化製品じゃない。

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人生unstable -- あるハッカー

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