taggaの日記: 助言と〈察しさせる〉という権力
とりあえず、いいまとめをメモ。 河合幹雄 (2010年12月14日) 「東京都青少年健全育成条例(5)報道検証と基本からの説明」 『河合幹雄の発言のブログ』:
青少年条例の有害図書指定とは、どんなレベルのものか表現が過激な順に示します。
レベル1:刑法に反する違法図書 わいせつ図書 いわゆる裏本 裏ビデオなどです。
レベル2:成人指定図書 出版社等による自主規制により、成人向けとして販売される 例としては、AV 成人コミックなどです。
レベル3:青少年条例に基づく有害図書 成人指定ではないが、青少年には有害とされるもの ほぼ全ての都道府県の条例により、県ごとに指定されている。例としては、県によっては、少年ジャンプ、プレーボーイなど、少年向けのコミックまでが指定され成人コーナーにしか置けないために販売不能となったこともあります。
レベル4:今回東京都が青少年条例改正で有害と指定しようとしている漫画 例は予測不能?[強調 tagga]
実際に取り締るだけのリソースをもっていて、内規でもあるなら、 いずれ運用から推測することができるようになる んだけどね。 十分なリソースがないのに条例をつくって、しかも対象が予測不能。 リソースが全くないなら無視できるけれども、 極々一部なら取り締まれるだけのリソースがあるというのが困る。
つまりは、どこかからの助言が必要で、それをもとに〈察する〉という行為が必要になる。
で、一瞬、話を変えるけど、
ヤのつく自由業の人たちのもっている暴力の量は、実はそんなに多くない。
その暴力を最大限に活かすにはどうするか。
彼らがパンピーと交渉するときは、だいたい二人組。
予測がつかない暴力担当と冷静な助言役がいて、
間接的な助言をもとに要求を察しさせるわけである。
どこで暴力がでるかを不明にすることで、安全策を取らせようとする。
;; まあ、イメージできなかったら、全然別分野からの似た話で、
ニクソンとキッシンジャーの外交手法でも思い浮かべといて。
話をもどそう。何が「有害」なのか分からなければ、自粛する範囲を広げざるをえない。 それはマンガやアニメの力をそぐだろう。 しかも、いざとなれば予測不能に取り締ることができるというトゲは、 誰かにとっては使い出がありすぎる。
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