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taggaの日記: [読書] Historical Syntax in Cross-linguistic Perspective

日記 by tagga

Harris, Alice C. & Campbell, Lyle. (1995) Historical Syntax in Cross-Linguistic Perspective, Cabridge Studies in Linguistics. Vol. 74. Cambridge UP (http://www.amazon.co.jp/dp/0521478812).

統語変化を、再分析 (reanalysis)、拡張 (extension)、借用 (borrowing) の 3つに分類してみようという試み。ただし、MECEではない。

これはいいまとめ。斉一説の影響と19世紀比較文法の到達点を下敷にして、 天下りの理論によるのではなく、データから考えようという方針。 もっと早く読めばよかった。

統語論が比較可能かのところは、もう少し論じる必要があったのでは。 体系の要素の比較はわりと簡単だけど、構造の比較は難しい。 統語論では構造のところの割合が大きいし、要素の比較と構造の比較を同一に 論じるのも問題がある。 喩えばなしをすると、 グッパとジャンケンで要素を比較して、 どっちが古いかさておき同祖であることは自明だけれども、 トラトラとジャンケンの構造を比較しても同型であること以外は分からない。

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