taggaの日記: 成果は出ているが、評価をされている気がしない 2
日記 by
tagga
そう思うのは、うちの家業が代々教師だからだろうか。姉も理科教師だし。
「理数学力テストでアジア勢が上位独占、日本もベスト5に」 (Reuter 2012-12-12) http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE8BB03220121212
2011年の「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)」が出た。 国際教育到達度評価学会が4年ごとに小学4年(4th grade)と中学2年(8th grade)を調査している。
- TIMSS & PIRLS International Study Center, Lynch School of Education, Boston College
- 数学のサマリー: http://timss.bc.edu/timss2011/downloads/T11_IR_M_Executive_Summary.pdf
- 理科のサマリー: http://timss.bc.edu/timss2011/downloads/T11_IR_S_Executive_Summary.pdf
例によって、日本と、日本が一時期教育のモデルだった国が、上位にきている。 なのになんで、この国の理科教育、算数・数学教育が、 dis られて、到達度が低い国の「デハの守」が沸くんだろうか。
いや、もちろん改善すべき点はたくさんある。 勉強でやったことが、 日常生活に必要な科学や数学のリテラシーにつながりにくいこととか、 好きだという生徒の割合が低いとか。
けど、これだけの規模の大きい、しかも没落しつつある国で、これだけの数値だしてるんだからさあ……。
;; 脱ゆとりの上昇分もあるようだけど。
NHKのニュースでの解説 (スコア:0)
以前より平均点が上がったものの、点数の低い人の割合はあまり変わってなく
点数の高い人がちょっと増えた結果によるものらしいです。分布全体が高いほうに
シフトしたのではなく、分布自体がちょっと上のほうに広がった、という事らしい。
その事をニュースでは「点数の格差が広がった」と表現してました。
要は手放しで喜べるような状況ではない、という事らしい。
Re:NHKのニュースでの解説 (スコア:1)
なので、 「上った」ではなく、依然として「高い」として、 日記を書いています。
田舎の初等教育・前期中等教育関係者の話を聞くと、 「社会格差」の影響が下の方できびしいと感じざるをえません。 階層上昇を目指すための学力をつけること を断念しているとしか理解できない話がよくあります。 この層を、教育方法の改善、教育量の増加などでどうにかするのは、 無理だと思います。
それでもこういう層に向き合わないといけない 初等教育・前期中等教育の教員は、 非正規化 (減少する正規職では行政面の仕事量が爆発、 増加する非正規職では雇用が不安定化・低賃金化)、 長時間労働、残業代なしという状況で へとへとになりながら仕事をしているのです (関連: http://www.oecd.org/edu/EAG2012%20-%20Country%20note%20-%20Japan%20(JPN).pdf [oecd.org])。