taggaの日記: 「元高」と「基準量」
日記 by
tagga
現在の算数教育(ただし、日数教系)の用語だと:
- (割合) = (比べる量)÷(もとにする量)
- (割合) = (比較量)÷(基準量)
こうなったのがいつなのだろうと、指導要領をあさった。 昭和26(1951)年の 『中学校・高等学校学習指導要領数学科編(試案)改訂版』で両方が出てくる。
(3) 比の計算の指導
(a) 比の値が整数のときは,基準になる量は1で表わされ,その量は,基準量の累加として,かけ算で求められる。
(b) 比の値が分数のときは,単位分数に当る量は,基準量を単位分数の分母で等分して求められる。これを,新しい基準量とすると,これに対する求めようとする量の比は,その分子の数で表わされ,(a)の場合になる。
(c) 比の値が百分率で表わされているとき,基準量を100等分したものを新しい基準量とすると,もとの量の新基準量に対する比の値は,百分率の数値そのままになる。
割合ではなく(経済の)「指数」の部分:
(4) 歩合・歩合高・元高に相当する用語が,場合場合によって違うから,よく区別するように指導することが必要である。これについては,次の表を参照して,よく知らせるとよい。
精神的な余裕ができたら、もうちょい調べる。
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