taggaの日記: 「元高」大戦前後
日記 by
tagga
国会図書館デジタルコレクションだと、 1940年代前半は「歩合」「歩合高」「元高」のよう。
- 鉄道研究社編輯部 編. 1941. 『新制鉄道業務算術』 東京: 鉄道研究社.http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1052347
- 臼井幸之丞. 1940. 『陸軍諸学校少尉候補者陸軍受験数学 : 陸軍教導学校数学教程独習用』 東京: 武揚堂. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1457266
- 直江虎正. 1943. 『陸海軍各種試験算術学習法』 東京: 芳文堂. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1266865
[1]のp.100、[2]のp.153, [3]の p.381。
戦後のは、著作権の関係で、まだネットから用例が確認できない。 次のは検索からするとそう。
- 教学研究社編集部 編. 1949. 『近代算數問題集 : 算數・數學3000題』 大阪: 教学研究社. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2438097
- 小学教育研究会 編. 1956. 『算数自由自在 : 力をつける基礎学習の指導 : 小学校用』改訂版. 大阪: 受験研究社. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2439984
- 竹内乙彦. 1961. 『珠算入門ハンドブック : 初歩から3級』 東京: 金園社. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1380097
「割合」「比較量」「基準量」がなかなかない。
- 国立教育研究所. 1956. 『全国小・中学校児童生徒学力水準調査: 第3次中間報告(昭和27-29年度) 』 東京. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/9527601
ちょい追記: 1939年のには「元高」が主だが、「母数」もある。
- 晃文社編輯所 編. 1939. 『最新中等商業算術』上巻. 東京: 晃文社. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1438518
- 小野十郎. 1939. 『中等教育商算教科書』上編. 修訂. 東京: 宝文館. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1033267
下から。いつものように表記を変更。
元高; 歩合高; 合計高; 残高
(I) 同種類の二つの量を比較するとき其標準とする量を元高又は母数と称し元高に比較する量を歩合高又は子数と称す。(p.55)
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