taggaの日記: 複数ルートだけど裏で連む 9
日記 by
tagga
ここんとこのニュースで「親学」ってのを知った人もいるかもしれない。 これの学校現場への導入でTOSS(教員の研究団体)が話題になっているけど、 それだけではない。 地方政治家⇒教育委員会ルートもあるし、文科省ルートもある。
とりあえず「親学」のサイト:
- 一般財団法人親学推進協会 http://www.oyagaku.org/
- TOSS「親守詩・親学」https://www.toss.or.jp/homeedu
TOSSの向山洋一(株式会社東京教育研究所)よりも重要なのは、明星大学の高橋史朗(ci.nii.ac.jp で論文を検索)。 一般書店で売ってないような雑誌でよく寄稿している『祖国と青年』っていうのは、 日本青年協議会(学生運動が盛んだった時期にゲバ棒のかわりに日本刀とかをもってた学生団体)の機関紙ね。 若手のころになぜか中曽根内閣で臨時教育審議会に抜擢。 埼玉県の教育委員長もやった人。
で、例えばGoogle で "親学" -"親学び" site:lg.jpという状態で、 教育委員会はもう何な状態。 公立中は市町村の教育委員会の下で現場に近いからまだなんとかなっているけど、 公立の中等学校は都道府県の教委の下なんで……。
さすがに一団体のおす「親学」そのままつーわけにはいかないので、 文科省では「親学び」になっている。 そのための枠組みが 「家庭教育支援」で、 さらには「家庭教育支援法(案)」になっていく。 なんでこう西洋近代に血を流しながら獲得していったものをホイホイと捨てさろうとするんだろう。
;; ちなみに「誕生学」は別口。 「自然派ママ」から「自然派」のコ・メディカルに広がっていったもの。 右でも左でもモダンを拒否して「共感」すれば似たようなものになるから。
相手のせいにしてはいけない (スコア:0)
> なんでこう西洋近代に血を流しながら獲得していったものをホイホイと捨てさろうとするんだろう。
信頼されていないからでは?
Re: (スコア:0)
モダンの拒否には新聞なども一役買っていますね
ある場面では情緒を軽んじ、別の場面では情緒を私見では過度に強調しています
Re: (スコア:0)
毎日新聞ですと、日本のモダンな教育はつねに否定的に報道されます
背後にゆるぎないモダンへの信頼があれば、問題提起としてよいかと思いますが
一方、「恩師の涙のビンタ」のような体罰までもが情緒的に肯定的な報道がされますので
これでは読者がモダンな教育への信頼を持てるはずがありません
公文式 (スコア:0)
正直学校教育の過半は、公文式及びその亜流の方が優れた結果を出すと思う。(つまり学校に通う必要が大きく減る)
教員や教員上がりの教育委員会及び文科省は決して認めまいが。
# 流石に手書きの問題文はやった事がないな。(最初期公文式では手書きコピーの問題文が使われていた)
Re: (スコア:0)
単に「新しいものはみんなダメ」「昔は良かった」と言う言説が高齢化に伴い力を増してるんじゃないのかな
政治家に定年導入しないとホントやばいって
未就学児 (スコア:0)
未就学児の状況についても注視すべき状況なのでしょうか?
幼稚園は文科省、保育所は厚労省と管轄が異なっていますが、
それによる温度差なんかはあるのでしょうか?
厚労省ルートもあるのでしょうか?
親学は色々と受け入れがたい物がありますけれど、
特に発達障害に関する価値観は受け入れがたいです。
あのようなものが保育(福祉)に影響を及ぼさない事を願います。
> 右でも左でもモダンを拒否して「共感」すれば似たようなものになるから。
この文から「共感」って言うものに否定的なものを感じるのですが、考えすぎでしょうか。
私が、親学を受け入れがたい理由の1つに、発達障害を持つ子供への「共感」があります。
「発達障害は脳の器質が要因」というのを信じているというのもありますが、
その知識を持っている自体は、こうやって文章を書くというような行動に移す動機にはなりません。
「共感」がなければ、しょせんは行動するに足りない他人事なんですよね。私にとっては。
Re:未就学児 (スコア:1)
未就学児の状況についても注視すべき状況なのでしょうか? 幼稚園は文科省、保育所は厚労省と管轄が異なっていますが、 それによる温度差なんかはあるのでしょうか? 厚労省ルートもあるのでしょうか?
未就学児も問題になっているので、昨今の報道になっています。 「親学アドバイザー」という私的な資格があり、 幼稚園・保育所の職員も取得しています http://oyagaku.org/advisor/acquire.php [oyagaku.org]。 多い地域では親学を推進している政治家がいます。 埼玉は上田知事、愛知は河村名古屋市長、大阪は維新。
厚労省への目立った影響は私の知るかぎりではありません。 注意が必要なのは官邸です。 首相自身が親学推進議員連盟の会長ですし、 官邸の「教育再生会議」の流れで文科省が使われている状況とみています。
親学は色々と受け入れがたい物がありますけれど、 特に発達障害に関する価値観は受け入れがたいです。 あのようなものが保育(福祉)に影響を及ぼさない事を願います。
私学教員として同様なことは切実に願っています。 リソースがなく後回しにされてきたことが 「障害学生支援」の名のもと政府の方針でなんとかできるようになったのに、 その中身に実効性がないものを入れられては、たまったものではありません。
> 右でも左でもモダンを拒否して「共感」すれば似たようなものになるから。
この文から「共感」って言うものに否定的なものを感じるのですが、考えすぎでしょうか。
共感自体に否定的なのではなく、 自分が共感できることが正しいと考えている人たちへの反発とお考えください。 実は「共感」という語自体も「親学」のキータームです。 官邸や文科省がそこに結びついていて、 ボランティアやインターンを重視する方向性が出てきています。
私自身、 子どものころに発達障害の可能性が高いが様子見ということで診断書をもらいそこねたものなので、 生徒として授業や行事で同級生が感動なり共感なりをしている中で意味不明で困る・同調を求められて苦しいという体験を日々していました。 それもあって、教員としては、 ADHDや自閉圏の学生にも協力してもらい、 何にどう共感するのかがマジョリティとは違うこと、 マジョリティが共感することを押し付けられると苦しいこと を理解してもらい、 どうしたら誰にも負担が少ないように変えられるのかを考えてもらう実践を、 稀にしかできないのですが、しています。
Re: (スコア:0)
厚労省ルートがなさそうなのは安心しましたが、
保育所に「親学アドバイザー」資格取得者がいるのは懸念材料ですね。
推進してるのがが知事や市長も嫌ですが、府議や市議の第一党ってのも相当嫌です……。
共感というのは、そもそも保育のキータームでもあります。
だからこそ「親学」が入り込みやすい下地があるとも言えるかもしれません。
気をつけないと。
確かにマジョリティの共感を押しつけられると苦しいと思いますが、
発達障害側が自身の価値観を強硬に主張する場面ではマジョリティもストレスを感じます
またマジョリティ側は常識だの普通だので押し切れる場合も多いですが、
ぼくのかんがえたさいきょうの「伝統的〜」 (スコア:0)
また新しい「伝統的〜」ができていたのですね。(数年前よりは古いかも、ですが)
これを思い出しました。同じ路線ですね。
バーチャル・リアリティは悪であるということをハッキリと言う [kantei.go.jp]