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日記

taggaの日記: a wreck ... complete nonsense throughout

日記 by tagga

この本を読んで、非常にメンタルがやられた:

日記の題は、この本に対する Chomsky 自身の評である。 僕もその評を支持する。 なお、僕自身は、広い意味での生成文法を支持しているが、 現在のChomskyの説は支持していない。 僕自身の研究分野は、Chomsky なら言語に含まれないとする部分と、 理想化による誤差と片付けてしまう部分。 政治的には、弁証法を否定するけどマルキストという点で 似ているかもしれない。

Chomskyは、言語学において、 《ガリレオ+コペルニクス+ケプラー+ニュートン》かと思われたけど、 結局、 《3√(ガリレオ×デカルト×ルター)》ぐらいになりそうな人。 むしろ左の政治批評家としての方が有名かもしれない。

言語学者としてのChomskyと政治批評家としてのChomskyが繋がらないというのが、 一部の人たちには疑問である。 この本をその部分を「説明」はしている。 研究と政治に密接な関係があり、 研究が政治に従属しているという説明が多い。

問題なのは、研究の内的な部分を無視していること。 Chomsky の言語研究自体は、 どうやっても政治と結びつけられそうもない部分が多い。 Knight はその制限を政治によるものとするが、 むしろ、アブダクション理想化 という 研究手法に負うと考えた方がいい。 理論の変化の方向性ということでは、 Chomskyの極小主義のMergeと、LFGやHPSGのような単一化によるもので、 そんなに変わりはない。

Chomskyが、 あれこれヒドイとか、言っていることが意味不明とか、 この間までと言ってることが違うとかは、その通り。 けど、 一見「変」なことを言っていても「一理ある」のが、 困ったことに Chomsky という研究者なのである。 Chomskyにおける「政治」と研究というなら、 「政治」でも「学界政治」の話がエグく、これは「言語学戦争」で研究がされている。

;; 僕がやった研究で、 【ある言語で《チン○を引き摺るような奴》を意味する複合語に定冠詞が含まれるか否かは《チン○》を意味するの語の音型による】というのが、 どうやったら政治に影響されうるんだ。

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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー

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