taggaの日記: "全然*でない" site:aozora.gr.jp 1
日記 by
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否定は安吾が多いなあ。前と同じように^F「全然」
- 坂口安吾「戯作者文学論: 平野謙へ・手紙に代えて」: そんなものの全然必要でないもの、ただ書くことによって発展して行く場合が多く、私は元来そういう主義で、
- 坂口安吾「戯作者文学論: 平野謙へ・手紙に代えて」: 私は漱石の作品が全然肉体を生活していないので驚いた。
- 坂口安吾「戯作者文学論: 平野謙へ・手紙に代えて」: 全然先のことは考えていない。
- 坂口安吾「戯作者文学論: 平野謙へ・手紙に代えて」: 全然素人しろうとで、浅草の芝居を見て、こんなものなら自分も作れると思ったというのだが、
- 坂口安吾「戯作者文学論: 平野謙へ・手紙に代えて」: どんな女だか、全然まだ考えていない。
- 坂口安吾「戯作者文学論: 平野謙へ・手紙に代えて」: そんなことは全然意図していなかったのだ。
- 坂口安吾「戯作者文学論: 平野謙へ・手紙に代えて」: 全然、筋もプランも目当のつかない空々漠々、何を目安に自信があるのだい。
- 伊藤左千夫「茶の湯の手帳」: 欧風の晩食と日本の茶の湯と、全然同じでないは云うまでもないが、
- 坂口安吾「安吾人生案内: その八 安吾愛妻物語」: というのは、全然一人ポッチで放浪のみしていた私には全く当らないようであるが、
- 坂口安吾「安吾人生案内: その八 安吾愛妻物語」: なぜなら全然一人ポッチということも、家庭的問題かも知れんからである。
- 坂口安吾「安吾人生案内: その八 安吾愛妻物語」: あいにく私の半生は全然世間並のところがないから当り様がないだけで、
- 坂口安吾「安吾人生案内: その八 安吾愛妻物語」: あることについては全然そうでない。
- 和辻哲郎「茸狩り」: 何歳のころからそれを始めたかは全然記憶がないが、
- 和辻哲郎「茸狩り」: 全然問題でない。
- 和辻哲郎「茸狩り」: 松林の外の世界を全然忘れている。
- 坂口安吾「安吾の新日本地理: 宝塚女子占領軍――阪神の巻――」: 全然男の観客と縁が切れているのは、
- 坂口安吾「安吾の新日本地理: 宝塚女子占領軍――阪神の巻――」: 撮影所全体にとって全然問題でないことだけは確かだね。
- 坂口安吾「安吾の新日本地理: 宝塚女子占領軍――阪神の巻――」: 撮影所というものは全然ワケのわからん風が吹いてるところである。
- 坂口安吾「安吾の新日本地理: 宝塚女子占領軍――阪神の巻――」: 宝塚の学校にはこんな異様なマーケットの風は全然吹いていません。
- 坂口安吾「安吾の新日本地理: 宝塚女子占領軍――阪神の巻――」: 戦場の難民が占領軍の掲示場にたたずんでいるような全身に赤々と千里の斜陽をあびてる面影は全然ない。
- 坂口安吾「安吾の新日本地理: 宝塚女子占領軍――阪神の巻――」: 全然他に活用する意志のない面従腹背の学習だということは誰にもはじめは分らない。
- 坂口安吾「安吾の新日本地理: 宝塚女子占領軍――阪神の巻――」: 馬だけがホンモノで全然ヌッとホンモノの馬面を下げているだけでは、どうにもウツリが悪いね。
- 坂口安吾「日月様」: いけませんので、全然そうでないところに、
- 坂口安吾「日月様」: これが全然嘘っパチなんだが話しぶりの真剣さは、
- 夢野久作「街頭から見た新東京の裏面」: れかといって、全然芝居でない白真剣しらしんけんの立ち廻りだとしたら、
- 夢野久作「街頭から見た新東京の裏面」: 東京の商売の中心である下町の商売振りは、全然バラック式になったと云う方がわかりいいであろう。
- 夢野久作「街頭から見た新東京の裏面」: この頃では全然一変して高価な物をかなり多く並べる。
- 夢野久作「笑う唖女」: 又は全然そうでないかのようにも思える……。
むしろ「全然〜ない」は、安吾のくだけた文体の特徴にさえ見えてしまいそう。
個人的に (スコア:1)
全く〜〜(肯定的な形容)
の利用状況も気になる
# こういうの、近い将来にはAIで自動抽出できるようになるのかな。