taggaの日記： 「取り下げ」と「正誤訂正」

表記事不正が見つかった毎月勤労統計、手続きだけでなくプログラムにも不適切な部分があったことで問題が判明に特に言う話はないが、感想じみたこと。

研究だったら「方法 methods」に書いたこととデータの集め方が違っていたら、 「改竄 falsification」で、 ふつう「取り下げ retraction」やん。

プログラムミスなら「訂正 corrigendum」で、 すむはずだけど。

;; この下には、些細なミスなのでスルーがあるけど、 そこはほら見なかったことに……。

• 『朝日新聞』2019-01-24. 政府５６統計、半数に問題　手続き間違い、計算ミスも. https://digital.asahi.com/articles/ASM1S5GNVM1SUTFK017.html

関係者によると、総務省に変更内容を知らせないなど手続き上の問題が多くあったほか、国土交通省では計算が違う事例も見つかったという。厚労省の毎月勤労統計のように調査方法自体に問題のあるケースはなかったとしている。

「変更内容を知らせない」って、公表されている調査方法と、調査自体が違うので、取り下げレベルの不正でないの?

記事には「総務省が２４日夜に点検結果を公表」とあって、 それを待たないと分からないけど。 なんだけど、総務省の「報道予定」はすでに25日分になっていて、 「報道資料」 にはそれっぽいのはない。 どこに出るんだろう。