taggaの日記： 立法趣旨を尊重しない学校経営陣

管理者側で過半数代表の投票権がない僕が言うのもなになのだが、 有期契約5年で無期化可能という労働契約法の趣旨を 尊重したくない経営サイドの人たちは、ぶっちゃけ多い。

• 林克明. 2019-03-13. 扉の影に誰かいる・・・上智大学が4年にわたり非常勤講師を監視――「30秒遅刻」「40秒遅刻」と記録 背景に非常勤5年雇止め問題. My News Japan. http://www.mynewsjapan.com/reports/2450

多いのは全体に対して制度的になのだけど、これは個人攻撃タイプ。 なんらかの理由をつけて辞めさせようとする。 時間通りに教室へというのは最近そういう流れになってはきているが、 時間になったらすみやかに教員控え室を出ればいい大学は今でも多い。 それなのに教室に時間前に入ることを求めるのは、嫌がらせ。

念のためだけど、無期化しても非正規は非正規で、 時給計算のまま。 しかも、合理的な理由があれば、コマ数は変動させられる。 なんだけど、お金の計算している人たちは、なぜか無期化を嫌がる。 無期化拒否だと継続的なカリキュラム組めないので、なんとか押し返さないといけない。

経営者側のやり口は他にもいろいろある。 一時期はやった請負契約で雇用契約じゃないとするタイプは、 さすがに無理ということになったはず。 近ごろ多いのは、最初から5年弱の有期契約にするタイプ。 公のところで昔から多いのは、空白の1日タイプ、 つまり、契約終了⇒1日無職⇒同じ職場と契約開始。

;; 平日は全部出勤して9to5でタイムカード打てと裁量労働者に対しても言う人たちが、こういう話でもねえ……。