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14062229 journal
日記

taggaの日記: 同時代の学参

日記 by tagga

前の日記 https://srad.jp/~tagga/journal/635033/ でネタにした 高木貞治の同時代の学参:

教科書に合わせているので、かけ算は当然のように同じような内容 (pp.6-7):

1.乗法とは一つの数を他の数だけ倍して其総高を求むる算法にして、 前の数を被乗数、 後の数を乗数といい、 総高を積という。
被乗数 × 乗数 = 積

2. 名数 に関する乗法は、 積は必ず被乗数と同じ単位の名数にして、 乗数は必ず不名数ならざるべからず。
名数×不名数 = 同種の名数     12×4 = 48
(十二銭に四本を掛けるとはいわず四倍すといえ)

ここで式にも「本」があるが、上付きになっているので、おそらく参考のため。 他は名数でも式の中は数だけ。

ついでなので、割り算 (pp.8-9):

1. 除法 とは一つの数を他の数だけ等分して其一部分を求め(等分法) 又は一つの数が他の数の何倍なるかを求むる算法をいう(包含法)

前の数を被除数又は、 後の数を除数又はいい 、 其の結果を商という。
被除数 ÷ 除数 = 商

割り算は掛け算の逆にして次の如き関係あり
商 × 法 = 実 ………… 等分法の場合
法 × 商 = 実 ………… 包含法の場合

2. 名数に関する除法

等分法に於ては商は実と同じ単位の名数にして、 法は必ず不名数なり、 包含 に於ては実と法とは同じ単位の名数にして 商は必ず不名数なり。

……

(等分の除法) 名数 ÷ 不名数 = 名数

……

(包含の除法) 名数 ÷ 名数 = 不名数

何れの場合にも此の名数と名数とは同じ単位にて測りし名数ならざるべからずや。

というような感じで、掛け算の順序に拘っているし、どこに単位がつけられるものが来るかにも拘っている。

なお、この当時は、片九九の時代で、立式と計算の順番は違うかもしれない。以下を参照のこと https://srad.jp/~tagga/journal/613121/

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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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