taggaの日記: 例によって鬱……
日記 by
tagga
昔の大学では、概論っぽい名前なのに一般論や基礎知識を説明せず、教員の関心ある各論を講義していることがそこそこあった。 それにより書類上はカリキュラムが体系的に見えていたかもしれない。 現在は、そういう科目でも実際に概論をしている。
けど、そういう科目にあたる「分野」は、英語圏の本屋に学術的な入門書に存在しない。 ということは、一般論や基礎知識にあたるものが、何かも決められるのかが分からない。
そういうのの1つが「比較文化」。 下位分野の「比較文学」や「比較歴史学」の教科書はとりあえずある。 しかし「比較文化」のはない。
教科書がないこともあり、文化を比較しそうな分野でも、文化人類学 cultural anthropology や カルスタ cultural studies に比べると、comparative cultures や comparative culture (これらの違いは説明しづらい) の頻度は格段に低い。 つか、所属の名前としては、そこそこあるけど、科目の名前としてはがくって減って、 しかも大半は限定つき。限定なしだと、何をどうしているのかが、 アメリカの大学限定にググっても、まじに不明。
;; ついでだけど、某検定おち歴史教科書の初代は、某大学の比較文化専攻関係者がからんでいた。
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