いささか旧聞に属するが、Sun microsystemsが、先月末にJSF(JavaServer Faces)をフルサポートしたWebアプリ開発用Java IDEであるJava Studio CreatorのMacOSX対応版をリリースした(現在、30日試用版がダウンロード可能である)。先頃まで公開されていたEarly Access版からの大きな変更点として、英語の他に日本語と簡体字中国語をサポートする多言語対応が図られた点が挙げられる。LinuxやWindows, Solarisといったプラットホームに比べればやや遅れがちであるものの、Sunも、サーバサイドJava開発環境としてのMacをそれなりに重視している、ということなのだろう。
MacOSX対応が公式に謳われているJava IDEとしては、Apple謹製のXCodeの他、無償のものでEclipseやNetBeans, 有償のものではBorland JBuilderやCodeWarrior等がある。ここにJava Studio Creatorが加わることで、より一層OSXのJava開発環境の陣容が厚くなることは間違いない。
個人的には、ここにあとIBMのWebSphere Studio Application Developerが加わってくれると嬉しいのだけど...

Sun入魂の、JSF(JavaServer Faces)をフルサポートしたサーバサイドJava IDEのJava Studio Creatorであるが、現在このサイトから、MacOSX向けEarly Access版がダウンロードできるようになっている。Borlandに続いて、Sunも、ついにJava開発環境としてのMacOSXへの本格的注力を始めた、というところなのだろう。
ところで、動作環境によると、CPUがG4 1GHz以上、メモリ1GB以上、と、かなり水準が高い。うちのPowerBookじゃ動かないのか...