オープンソースのハングル漢字入力ライブラリlibhangulに、韓国の人名用漢字がほぼ全部追加された、との御連絡をいただいた。私(安岡孝一)の2015年1月22日の日記をもとにした、とのことらしい。ただ、「⿰氵恩」(은)は当然のごとく追加されておらず、さて今後どうしていくのか悩ましかったりする。

『Unicode 10.0に見る日本の国字』の表4に対し、U+2E2F0(⿰耳夋、MJ060073由来)は、入国管理局外字f87bと同一に見える、との御指摘をいただいた。早速、参考文献[7]『在留カード等に係る漢字氏名の表記等に関する告示に基づく簡体字等から正字への漢字置換表』(日本加除出版、2012年7月)をチェックしなおしてみたところ、検索番号19173に確かにこの字があって、類字として「脧」が示されている。うー、見落としてた。私(安岡孝一)も、まだまだだなぁ…。

1. 8/10 通勤音楽
   • F.Liszt, Eine Faust-symphonie, L.Bernstein K.Riegel-ten Tanglewood Festival chour Boston Symphonie o.
   • 同, Hungarian Rhapsody S 359 No.4, Lazar Berman C.M.Giulini Wiener p.o.

1. 8/7 通勤音楽
   • Bax, Symphonie #2 e-moll/C-Dur, Handley BBC p.o.
2. 8/9 通勤音楽
   • Franck, Symphonie d-moll, Munch Boston s.o
   • Giya Kancheli, Themes From The Songbook, Dino Saluzzi-bandneon Gidon Kremer-vn Andrei Pushkarev-vibraphone

『キーボード配列QWERTYの謎』の読者から、塚崎公義の「なぜ、マスコミはS&P500株価指数よりNYダウの値動きを報じるのか」(投信1、2017年8月6日)という記事を読んでほしい、との御連絡をいただいた。ざっと読んでみたのだが、QWERTY配列に関するガセネタがバラ撒かれていて、かなり閉口した。

QWERTYの法則と言われるものがあります。キーボードの配列の左上の文字列が、この順番になっている事が語源なのですが、問題は、なぜこうした不便な配列になっているのか、という理由にあります。かつて、電動タイプができる前、隣接するタイプライターのキーを続けて押すと、からまることがあったので、連続して押される可能性が少ないキー同士を隣接させる配列が選ばれたのです。

昨日の『Unicode 10.0に見る日本の国字』の表4に対し、U+2DADA(⿰木倅、MJ059730由来)は『日本分県地図地名総覧』(人文社)の岩手県大船渡市盛町に「二本𭫚」という字名が見える、との御指摘をいただいた。さっそく『日本分県地図地名総覧』2006年版(平成17年10月1日発行)から1989年版(昭和63年10月1日発行)まで遡ってみたところ、確かに指摘どおりの地名

1. 8/4 通勤音楽
   • Messiaen, Quatuor Pour La Fin Du Temps, G.Shaham, P.Meyer, J.Wang, M-W Chung
   • Bruckner, Symphonie #1 c-moll "1865/6 Lintz稿", Suitner Gewandhaus Berlin