teltelの日記: たくさんのふしぎ 1
先月号、「石の卵」を購入したわけだが。とても面白かったし、よい作りだったので今後も機会があったら読みたいと思っていたのだが。
今月号がなくなったのか…。
これに負けずに今後も出版を続けてほしいものだ。
「表現が行為を助長」
難しい。表現にクレームがついたからと言って、単純にそれに反応して制限したり反発しても意味はない。事に対して個別に丁寧に対応するしかないのだが、往々にして事務的に出版や表現を中止してしまいがちで、それって差別を助長するんだよね。なぜクレームが付いたか考察しないと、相互の理解もなされないし同じ事を繰り返すことにもなる。繰り返して同じことをすれば、結果としては表現をさらに狭める方向にしか行かない。民主主義は日々戦いだね。
たばこの広告なんかは、成人よりも若年層をターゲットに「たばこはかっこいい」と刷り込むために作られている。これは、成人前に喫煙を始めると吸いつづけるが、成人後に吸い始める人はそれほど吸いつづけない、という統計があるから。たばこ会社は(本業で)儲けるためには喫煙者を増やさないといけないので、広告活動はより若い層へ訴えかける内容になっている。それはそれで作戦としては正しい。が、(日本の法の下では)そもそも成人以後にしか喫煙できないのに、それ以下をターゲットにする広告の是非は問われるべきだろう。ということで、反喫煙派は大元を絶つ、喫煙を始めるのを防ぐために広告などの表現を制限する方向へ進んだ、という事情がある。だから今回の件も、流れのなかで見ていくとそれはそれでありなわけ。尊敬する人がたばこというかパイプらしいが、を吸っていたらそれは喫煙にポジティブなイメージを植え付けることになる。逆に、素晴らしい児童書を多数発行している福音館の出版する「たくさんのふしぎ」がそんなことを、と思う人もいるのではないだろうか。だから、特にたばこというアイテムが説明の上で必須でなければ、内容を改めて再出版して欲しいなぁ、と思うのである。(まあ経済的な問題も多々あるだろうけれど) 「たくさんのふしぎ」は喫煙を推進するのが目的ではないのから、それが表現の自由を守ることになるのではないか。
追記 イラストを書き直して再出版という方向で検討している、という記事があった。すばらしい。
WHOタバコ規制枠組み条約違反? (スコア:1)
>たばこの広告なんかは、成人よりも若年層をターゲットに「たばこはかっこいい」と刷り込むために作られている。
というのは全くその通りだと思います。
JTが協力し、そういう本になっているということは、おそらくタバコの広告とすることが目的なのでしょう。
ところで検索していると次のような意見もありました。参考までに。
http://blog.goo.ne.jp/kuba_clinic/e/44c2eef735f81878d953002adba35d25 [goo.ne.jp]
>また、巻末のクレジットからタバコ会社(JT)の関与が疑われ、内容から判断してWHOタバコ規制枠組み条約(FCTC)に違反するものと考えられます。
http://blog.goo.ne.jp/kuba_clinic/e/efab983a0f4c6a6200cd6d3f24db4860 [goo.ne.jp]
の方を見る限り、かなり悪質なようですね。