teltelの日記: かけ算その2 10
日記 by
teltel
表のストーリのコメントや、日記にいろいろ意見を頂いたが、最初の文章、小学校35人学級、というのがさらりとスルーされて、理想の生徒たちに対する妄想の教育が語られる状況には全くがっくしである。
35人学級は、全く勉強する習慣を持たない何割かと、優秀なる/.j 読者のような抽象概念が理解できて理系の数パーセントとが混在するカオスの空間なのだ。まあいうなれば、PCや携帯を全く使ったことのないおじいおばあ35名を一遍に、同時に、時間制限ありで、PCでメールできる(この辺の目標設定については適当)ようにしなさい、ちうのと同等くらいの困難なのだ。この目標に対して、ある一定の魔法の回答はないだろうから、方法論については結局喧々諤々の議論になるしかない。同様に、ある程度喧々諤々の議論をしてきたなかで、かけ算の教え方が成立してきたと思うから、信頼しているのだ。もちろん、今後おおいに変わることもあると思っている。
35人学級 (スコア:0)
Re:35人学級 (スコア:1)
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質の揃っていない35人って相手するの大変だよ、ってことなんですが。
やったことありますか?
小学校がいかに大変か、調べてみることをお勧めします。
ちなみに離職率もとても高いし、療養休暇中の方も多いですよ。
ぜひ、そんな職場にいかに人を呼び込むか考えてあげてください。
東京都の小学校の採用試験は実質2倍程度からそれ以下です。受かるのでやってみてください。
その状態でどのように質を上げるのかも考えてみるといいかもしれません。
Re:35人学級 (スコア:1)
40人どころか35人でもかなり大変ですね。
本ストーリーのコメント [srad.jp]でもちょっと言及していますが、私の妻は小学校教師なのですが、前の学校では「低学年の算数専門」をしていました。
これはどういうことかというと、算数については、1クラス全員に対し担任一人で教えるのは厳しいので、もう一人付けているのです。算数のみの少人数クラスですね。
分担の仕方はかなり柔軟というか臨機応変で、その時やってる単元に脱落者がいないようなら、一クラスをさらに2つに分けます。
あるいは脱落者が出ているようなら全員まとめて授業し、1人は全体に教え、もう1人は怪しい児童に対しほぼマンツーマンで重点的に指導する場合もあります。
1クラス20人強(学年40人超なのでギリギリ2クラス)でしたので、
1人当たり10人ちょっとですが、それでも全員にきっちり教えるのはかなり厳しい。
20人のうち脱落者が1人か2人ならなんとかなるが、3人もいたら、もうまともな授業進行はできなくなります。
少子化でそのうち1学年1クラスになるのは見えてたので、その時を想像して戦々恐々してましたね。
でまあ、去年、3x5=5x3が燃え上がった時に妻に聞いた時の話ですが、
テスト用紙の画像をちらっと見ただけで「あー、はいはい」とかけ算順序問題であることに一目で気付いた上で、「言いたいことはわかるけど、そんなこと現場ではやってられない」と一蹴されました。
とにかく嘘でも便法でもそれで脱落者が1人でも減るなら藁にもすがるって感じです。
私自身は、順序付かけ算には否定的ですが、そういう現場の状況を聞くかぎりでは、
この問題を方法を否定するのに「理論的に間違えている」とか「そう教えることで誤った理解をする人間が出る」という言葉は何の意味も説得力もありません。
「順序を使わずに教えた方が脱落者が少ない」ことを示さなきゃいけないんです。
Re:35人学級 (スコア:1)
かなり大変だと思います。個人的には10名位が上限じゃないかと。
欧米なんかだと、15人TT とかあるので手厚いんですが、日本の文教予算は糞みたいに少ないので。とはいいすぎか。
まあ、文明度が低いのは確かです。
ものごとを最初に教えるときに、ちょっとした嘘は沢山使います。
電子には電子殻があって…とか。
電子は粒子で、とか。
引き算をするときには大きい数から小さい数を引くことしかできないとか。
マイナスのルートは無い、とか。
それなのになぜかけ算の順番だけにこだわるのか全く分からない今日この頃です。
まあ、元のブログがいかんのですけどね。
ちなみに順序が自由であることを教えるのは結構手間です。
特に算数の苦手な子には…。最悪、一回あらゆるパターンを示して、どうやっても正しいことをあからさまに表して、それでもなお納得しないことなんてざらです。
たぶん多くの/.j の方々は、問題の意味を考えて解くよりも、問題のパターンに対して対応する計算方法を覚える方法が主流のような気がして、現状を危惧してかけ算のやり方ひとつにその根源が表れていると感じて熱くなってしまうのでしょう。
でも、実はかけ算のやり方をとことん徹底してやるような教育は今の日本で受け入れられていません。
それを思うと、現状ではかなりベターな方法じゃないかと思っています。
Re: (スコア:0)
順序を教えられたことで混乱した児童の例はたびたび報告されていますので、示されなければならないのは「順序を使って教えた方が脱落者が少ない」ことだと思いますよ。「やってられない」というならばなおのこと、ありもしない掛け算の順序などというものを教えるのをやめるのが合理的でしょう。
Re:35人学級 (スコア:1)
前んとこにも書いたけど、だったら余計なことを教える手間暇なんてかけられないよね?
あんなの「余計で、しかも間違ってる」んだから。
Re:35人学級 (スコア:1)
> 余計なことを教える手間暇なんてかけられない
本ストーリーのコメントに書きましたけど、
順序無しだと「4年生で多数の脱落者が出る(と信じられている)」ので、「4年生で発生する脱落者を相手にするのに手間がすごくかかる」のを避けるために、「2年生で手間暇をかけている」んです。
Re:35人学級 (スコア:1)
二年差ってことはそろそろ結果が出てるわけだ。そこんとこはどうなの?
まさかそう信じられているってだけで、やりっ放しってことはないよね?
Re:35人学級 (スコア:1)
> 二年差ってことはそろそろ結果が出てるわけだ
何をどう誤解されているのかわかりませんが、順序付のかけ算というのは1950年代からずっと実践されている方法 [amazon.co.jp]です。最近始まったようなものではありません。
順序無しのかけ算を教えずにもう半世紀も経っているわけですから、今となっては、確かにもう「そう信じられているってだけで、やりっ放し」な状況です。
でも、それだけの歴史があるものですから、逆に「順序付のかけ算には害の方が多いはずだ」「順序なしで教えたほうが脱落者は少ないはずだ」とか主張しても、そっちの方こそ「発言者がそう信じてるってだけ」で実績が伴ってない説得力のないものになってしまうんです。
だからこそ私は本ストーリーのコメントでここ/.-Jのような外野で「この教え方は問題ない/この教え方は間違えている」というような議論は無意味で、この点に関しては、どっかの教育大学付属小あたりで実験してくれないと結論は出せない [srad.jp]って書いたりしたわけですが…
Re: (スコア:0)
「(40人学級から)35人学級(に移行していること)がスルーされている」と主張されているのかと誤読していました。単に35人という絶対量を示すために「35人学級」とおっしゃっておられたのですね。