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日記

tenokidaの日記: 家庭用照明器具の安全性

日記 by tenokida

トラブルになりそうで覚書

1 蝋燭、オイルランプ、ガス燈
燃焼反応を利用して温度を上げて発光というところだけど、燃料は一度ガス化していて、
完全燃焼させるとガスコンロのようにあまり光らない。したがって固体というか不透明な
ターゲットを加熱しないと光源としては使えないことになる
蝋燭からアセチレンランプまでは不完全燃焼の結果出てくる炭素粒、いわゆる煤を使う
ことになる

危険としては炎からの引火と、煤経由(火種と発火物)ということになるかと。
#高温に長期面していたため炭化したりというのはおいておく

2 白熱灯
投入電力を熱に変換、細くした(熱が逃げにくい、バルク減らして高温になりやすくする)
フィラメント部分を高温にして発光

クリアランスとって放熱に注意すれば大丈夫ではある。
ただし消費電力は違っても口金は同じ、外形もあんまり変わらず、元から周囲に
ある程度の余裕はあり、電灯線直結なので、例えば20W設計のところに60Wの電球
つけても動いてしまう。しかし周りの耐熱性はそうはなってないのでダメージ
受けたりする

種その一;ユニットバスの照明用電球を前住者が60Wものにしていた
スイッチが換気と照明兼用で乾かそうとすると照明もつけっぱなしになってしまう
(半日はまわさないと乾かない)
取り付けが横向きで、シェードで覆われていて、上に熱が抜けるようになってない
#玄関用もほぼ同仕様なんだが40Wがついいてて下向きなので問題は起きてない。

でこのシェードがプラスチック製で上に来る部分が白く変色、よく見るとひびも入っている
#電球交換時に気がついた。

3蛍光灯
少量の水銀が封入されていて「予熱」で蒸気化、放電により発光した紫外線を管面内側
に塗布してある蛍光剤で可視光に変換
放電時の発熱で蒸気濃度を維持

寿命が来ると管面に水銀が吸着されるのか、放電が維持できなくなる。

で、ここで問題になるのがグロースターター式、蛍光管側の放電が止まると
自動で点灯回路が働く。点灯時の短期間だけということで設計してあるので
ちょくちょく働くようだと電流負荷に耐え切れずグロー球や安定器にダメージ
がはいるようになる。
点滅を繰り返す→つくまでが長くなる→端がオレンジ色に光るようになる
までは街灯などで見たことある人も多いと思うが
大学在籍時、別の席にいる人がそのまま放置していたら
蛍光管の端およびグロー球が常時オレンジ色に光るという過大電流流れてるだろう
という状態になっていた。

私が気がついたのは安定器の絶縁用ニスが焼けてるだろうという臭いから。
臭いを追っかけて実見すると、うっすら白く煙が出ていた。
#生涯で三指にはいるくらいびっくりした
#そうか点滅も臭いも気にしない人は気にしないんだと二度びっくり

種その二:外周りの照明用蛍光灯(手動点灯)が点滅をするようになったら消してるんだが、「赤熱」するようになってもつける人がいる。
周辺をつけることでそれなりの光量は確保できるのにそっちはつけない
誰がつけてるんだかわからないのでどうしようかと
#すぐにとはいえないんだが危ないまねをしている。だが理屈知らないといっても
#聞きゃしないだろうし反発を超えて説明する自信はない

家主に言えば換えてくれるんだが、特定のやつが先にイカレルので
器具側にダメージが入っているのではないかと
#今も点滅している音がする。(グロー球から?)

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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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