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tetsuyaの日記: ATOK

日記 by tetsuya

ぼくが使っているPCでインストールの自由がある物には、基本的にATOK(今はATOK2006を使用)をインストールしている。

当然、新しく組んだCore 2 Quadマシンにも組み替え前から使用している一太郎とATOK2006を入れた。こういうマシンの引っ越し時にATOK Syncとても便利で、辞書の同期がほぼ自動で出来るのが嬉しい。

ところが、FirefoxやらChromeやら某掲示板の専ブラやらを立ち上げてあれこれ書き散らしていると妙に変換が遅いのだ。タスクマネージャーで確認しても、メモリーは十二分に足りているしCPUは4つともMax 15%程度しか働いてないのにもかかわらずだ。ソフトの切り替えや動作そのものはさくさく動いているのに、日本語の入力だけ激重になるという症状が出てしまう。

???と思ってPC本体を確認してみると、なにやらハードディスクがもの凄い勢いで回り続けているではないか。さてはATOKの辞書がスワップ対象になっていて、なんだか知らないけどぐりぐりHDDを回しているのではないかと言う状況だ。

そこで、改めてATOKのプロパティを見渡したらオンメモリ辞書なる項目が( ̄□ ̄;)オォ!!

ヘルプを見ると、辞書をメモリに展開するオプションとのこと、これだ!

これをオンにして、1分ほど待ったらぱったりとHDDへの過剰なアクセスが止まり、ATOKはさくさくと変換してくれるようになった。めでたしめでたし。

今回の出来事でMS-DOS時代を思い出がよみがえってきた。

当時は起動ディスクのバッチファイルに細工をして、FIXER 3(当時はテラ3世派というかFIXER派だった)やATOK 5の辞書をDisk ChacheやRAM Diskに読み込んで使っていたのを思い出してしまった。当時はHDDは無く、2台の5インチFDDとメモリだけという構成が一般的だったので普通に使っていると日本語を入力するときにいちいちフロッピーに辞書を読み込みにいってとっても遅かったのだ。

そこで、メモリを増設して(大体標準の1MBに+1~2MBというレベル)辞書をRAMディスクやディスクキャッシュを使ってメモリに展開するというテクニックが非常に有効だったのだ。

今は、PCのリソースもHD Videoやゲームといった一部の用途を除いては十二分にあると思っていたので、新しいマシンを組んでこんな落とし穴があるとは思っても見なかったなぁ

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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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