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14970320 journal
日記

tlabの日記: ノイズ取り 2

日記 by tlab

47AMPにノイズが出る。98MHzの10mVで発振しており、STM32の動作周波数が原因かと思って絶望していた。STM32が原因だと対処が無理っぽいからだ。
取り敢えず電源ラインにノイズ取りMLCCをいっぱい設置。90MHzあたりでインピーダンスが最低となる4.7nFを各所に。10uFは25V耐圧品しか手持ちがないため、2個直列にして電源ラインの電解コンにパラで設置。図面上は50V4.7uFとしておいた。
でもノイズは変らず。出力のリレーを切替するとノイズが発生し、最終的にはリレーに電源を供給している78M05が発振していることが判明し、置換したら98MHzのノイズは無くなった。が、可聴域のノイズは依然として存在している。
2604ではノイズが発生せずMUSES01で発生するということは、条件が悪いといことだろう。ボリーム部でゲインを上げて、増幅部ではゲインを抑えてみようというのが仇になったのかもしれない。
現状出力部のフィードバック抵抗を10k&10k(2倍)にしていたのを、実績有りの10k&4.7k(3.3倍)に変更したところ発振は収まった。電源ラインのMLCC増強は無駄だったが、敢えて取り除く必要はないのでそのままにしておく。

MLCC増強で半田付けついでに電源監視もしようかと思い、電源を分圧してADCに接続した。電源OFFでポンというノイズが発生するので電源OFFを検出して出力リレーをOFFしようかと。20Vまで下るのに30msほどあるため十分に検出可能な時間。20Vまで下ったらリレーをOFFすることにしてみる。電源ONのポップノイズは1secでは足りない様で、3秒にしておいた。これでもリレーON時にDCオフセットが発生しているのでもっと長い必要があるかもしれない。長くしても駄目なら出力コンを検討しようかな。

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  • by alp (1425) on 2020年10月27日 8時02分 (#3913694) ホームページ 日記
    1. 標準品の3端子レギュレータの出力側に積層セラミックを使うと発振するのはあたりまえです。対策品にすべきだし、そもそもレギュレータに低ノイズ品を選択すべき。
    2. ゲイン上げると発振が止まるのは、位相補償が足りていない …… 多分出力段の OP AMP 回路の想定より容量負荷が大きいような気がする。帰還抵抗に C 抱かせて位相補償 - 広域の不要なゲインを下げる - のでは。
    3. Zobel の定数あたりとか、出力段からの入力へのノイズ回り込みは考慮しています?
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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