tmiuraの日記: CASSHERNを見てきた
日記 by
tmiura
CASSHERNを見てきた。
劇場のスクリーンが高い位置にあって見上げる感じで見ていたらひどく肩が凝った。
以下ネタバレのある感想。
- 原作のテレビアニメから設定も話の筋もかなりいじってあるというか殆ど別物。
- 予告編で流れる煽り文句
たった一つの命を捨てて
生まれ変わった不死身の体
鉄の悪魔を叩いて砕く
キャシャーンがやらねば誰がやるは作中には登場しなかった。
- 原作のキャシャーンを彷彿とさせるアクションシーンは1か所しかなかった。
- なので、鉄也は自分から新造人間になったわけではないこととあわせて、原作からもってきた煽り文句は浮いてしまっている。
- そのアクションシーンはカメラを振りすぎでどこを見ているのか分からなくなりがちだった。
- フレンダーがチョイ役になってる。
- 街並みとメカ(ロボット以外)がブレードランナーというか大友克洋的。イノセンスもそうだったし、いい加減みんな違うの考えようよ。
- 人物の立ち居振る舞いとか場面転換の性急さとかに始まって、全体の雰囲気がコテコテの日本映画って感じなんだが、どうしてこうなるんだろうね。
- 新造細胞ってまんまES細胞なので、どうせならもう少しぶっ飛んだ設定が欲しかったところ。
- 新造細胞の研究に何を狙って軍部が出資していたのか結局分からん。政府首脳が自分の体を直したいというのとは違う軍事上の活用目的がないと変。
- シーン間の時間の跳び方が分かりにくいので、市街地でアンドロ軍団を撃滅した鉄也に子供が石を投げるまでに新造人間についての情報が流布しているのが納得し難かった。
- あの稲妻状の物体は原作のブライキング覚醒の原因になった落雷を模してるんだろうけど、本作では結局ほぼ神様扱い?
- 終盤の長い説明台詞による謎解き(これ自体はあまり誉められた表現方法ではないと思う)は話の筋に絡んでるのか?
- 巨大ロボットに取りつくシーンのパルサージェットのガス欠は何か意味があったのか?
- 戦闘スーツの必要性をGスーツよろしく体の膨張を押さえつける役目として説明したけど、そこまで説明したらあとでスーツが裂けたりとかして話に絡んでくるのかと思いきや絡まず仕舞い。
- 唐沢寿明はああやってドスの効いた声を出すと悪役のボスとしてよくはまるなあ。
- ルナが撃たれてすぐ生き返ったのが唐突な感じ。いつの間に新造細胞を体に取り込んでいたのか、映像による説明はあったか?
- 愛の名の下に憎しみが連鎖するやりきれなさってメッセージはまあわかる。
- 世界の支配という意味では最後に古狸が生き残ってるってのも作品としては悪くない。
ちなみに、アニメのキャシャーンはのちにOVA(COBC-4033)としてリメイクされているらしい。
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