tori_sanpoの日記： 最期のRed Bull Air Raceは奇跡的な結末

(ほとんどの人には興味が無いであろうことを長々と書き散らしてみる)

お目当ては当然室屋義秀さん(以下、敬称略)
(とは言え、室屋応援席は\60,000で手が出ず今年もデラックスシート)
これまでの3戦中、2回も優勝しているものの、他の1戦が大ちょんぼの2ポイントだけだったので
総合では1位マルティンソンカと15ポイント差の3位
逆転で2017年以来の2回目の総合優勝するためには、
優勝且つ総合1位のマルティンソンカが6位以下、総合2位のマットホールが4位以下と
毎レース安定している両者の実力を考えると絶望的に厳しい条件

土曜の予選では中途半端な5位でもやもや、もうだめなのかな
明日颱風だし4時起きで行く価値あるのかなと意気消沈

そうは言えども元々休日は早起きなのもあって4時起き始発でいよいよ決勝へ
ところが、なんということか、Round of 14の第2ヒートでまさかの敗戦
なんてこったい、こんなことで最期のRed Bull Air Raceが終わっちゃうのかよ

タイムは悪くなかったので気を取り直してFastest Loser(敗者のうち最速、敗者復活)を期待
残りの5ヒートは勝者は関係無く、敗者のタイムだけが気になるばかり
周りの人たちも皆同じで敗者のタイムを見てほっとしている
幸いなことに他の敗者達は上回ることができずFastest LoserとしてRound of 8進出
(Round of 8進出8人中6位と微妙)
ここでマルティンソンカがちょんぼで予選ポイント含め3ポイントと撃沈

Round of 8は危なげなく勝利し、Final 4進出
(Round of 8では最速、これは行ける!!)

Final 4
室屋が優勝し、マットホールが4位なら室屋が総合優勝
それ以外はマットホールが総合優勝というギリギリな状況
2番手で飛んだ室屋はなかなかのタイムで2人中首位
3番手のピートマクロードが5秒ペナルティの超大ちょんぼ
4番手のマットホールが4位に落ちるためにはパイロンを2、3本折るかDNF(失格)くらいしかない
結局千葉優勝より総合優勝狙いの安全策を取ったのかつまらないタイムで3位フィニッシュ
(ピートがやらかさなければマット4位もあり得たのに)

最終的には千葉優勝は室屋(通算8勝、千葉は3勝、総合1勝)、総合優勝は1ポイント差でマットホール(通算7勝、総合初)
なんだかはじめからシナリオがあったんじゃないのかというくらいの劇的なレースでした

2016年千葉で初優勝し、最期の千葉では大逆転で優勝
初優勝の時もだけど、表彰式の君が代で泣けた

因みに室屋とマットホールは2009デビューの同期、他にマティアスドルダラー、ピートマクロードが同期で
ピートだけ年間総合優勝なし
ドルダラーは調子が良いときのゴール後「ヒュールレイヒリー」的なヨーデル風雄叫びで有名、
今年はRound of 14で聞けたけど敗退し、残念ながら総合ビリ

日曜日は台風接近のためスケジュールを大幅に前倒しで進行
その後の台風被害を見るとスケジュール変更と台風の進み具合も奇跡的

#海自US-2とWHITE ARROWSは別途書くかも