torlyの日記： 昨日が日曜のつもりだった繊維

Multiphasic Sex Inventoryによって評価されたペドフィリア的関心の潜在構造
　2011年の記事。そしてまたあんまり関連用語が出てこない統計とかなんとかのアレで辛い…
　Multiphasic Sex Inventory(MSI)は1984年にアレされたアレで、性犯罪者の研究によく使われる自己申告型のテストである。もちろんペドフィリアに関する調査でもよく使われてきた。しかし、ペドフィリア男性が独立したグループであるか、あるいは児童を標的とする性犯罪者のうち特定のスコアが高い一群に過ぎないのかは謎であった。潜在構造としてのペドフィリアがカテゴリカルなものなのか連続的なものなのかについての決定的な証拠がなかったため、MSIの点数も連続的な尺度なのか、それともタクソンとしてのペドフィリアの一員であることを示すカットスコアとして用いられるべきなのかが分からない。371人の児童を標的とした性犯罪者のサンプルから、3つのタクソメトリックな手続きを使ってペドフィリア的関心の潜在構造を分析した。するとまたペドフィリア的関心はディメンショナルということに。つまりどういうことだってばよ…?
　タクソンかどうかについては2013年の記事が、そしてディメンショナルであることに関してはやはり2013年の脳に関する記事があった。