torlyの日記： okitetasenni

ペドフィリアとモルヒネ中毒者のパーソナリティ特性を比較する
　2008年の記事。ペドフィリアがある種の依存性の障害なのではないかという仮説の元に、29人のペドフィリア、25人のモルヒネ中毒者、27人の健康な対照群を比較する。バラット衝動性スケール(Barratt Impulsivity Scale、BIS)、ヘア精神病質チェックリスト改(Hare Psychopathy Checklist-Revised、PCL-R)およびDSM-V II軸のための構造化臨床インタビューが用いられた。モルヒネ中毒者のBISのスコアは他の2グループに比べて高く、中毒者とペドフィリアは3種の精神病質チェックリストのすべてで対照群よりスコアが高かった。しかし、モルヒネ中毒者の点数はファクター2(行動)と総合点においてはペドフィリアより微かに高いかも程度だった。DSM-Vにおいてはペドフィリアは対照群よりパラノイドとシゾイドにおいて高く、中毒者はパラノイドにおいて高かった(なんか微妙な書き方だが、クラスターAと言っているのでタイトル通りパーソナリティレベルの話だろう)。ペドフィリアは依存性障害であるという仮説の範囲を出ない結果になったが、モルヒネ依存症に比べれば衝動的でなく、より認知の歪みが強いとある。

核実験場のガラス曰く、月は乾いて生まれた
　ジャイアントインパクトとトリニティ実験で生みだされた温度や圧力が大体同じで、トリニタイトに含まれる亜鉛の量を調べたら月の鉱物と似ていたというお話。

Android Wear 2.0はGoogleのスマートウォッチのための進化的アップデート
　昨年2月の記事なので…