パスワードを忘れた? アカウント作成
13769228 journal
医療

torlyの日記: 眠くないと思ったら猛烈に眠くなった繊維

日記 by torly
児童期に重度の虐待歴のある双極性障害患者のPTSD進行
 2005年の記事。DSM-IVにおいて双極性障害と診断された患者100人の児童期の虐待、成人期の心的外傷イベント、そしてPTSD歴の有無を調べる。すると、成人期のPTSD併発は24%と多く、有意に児童期の性的虐待、成人期の性暴力経験、成人期の自殺企図・殺人・近しい人の偶発的な死と関連していた。およそ半数の患者が重度の児童期の虐待を申告したが、PTSDに発展したのは1/3のみだった。PTSDのリスクは児童期の虐待の種類が増えるにつれ線形的に増加する。児童期の性的虐待がある場合の方が、成人期の性暴力とPTSDの関連性が有意に高まっている。双極性障害の発症リスクのある個人は、児童期の性的虐待や近しい人との死別によりPTSDを併発するリスクが高まることがうかがえる(するかしないかで言えばだれでもそうではというのはさておき)。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

読み込み中...