torlyの日記： 眠いと言えば眠い繊維

小児のヒトパピローマウイルス(HPV)の肛門・性器・呼吸器感染: 年齢、性別および性的虐待による感染の可能性
　2005年の記事。1985年から2003年の間の13歳未満の児童に関する記録から、HPV-related International Classification of Diseases, Ninth Revisionのコードや、CSAクリニックで検査を受けたかどうかといった点をアレする。124人の児童が臨床検査あるいは/および生検よりHPVに感染したと特定され、うち40件で咽頭病変、67件で肛門・性器の病変、10件で口唇病変、7件で肛門・性器と更新の両方に病変があった。診断年齢の平均は4.0±2.9歳、HPV陰性の児童の平均は6.4±3.0歳だった。最初に症状がみられた年齢が記録されている108件において、性器・肛門と口唇症状の場合の年齢の平均は3.3±2.9歳だった(中央値2.2)。咽頭症状は2.4±2.3歳(中央値1.9)だった。陽性患者の56%は女児であり、一方陰性患者の側では82%が女児だった。
　肛門・性器の感染が認められた75人のうち、55人(73%)がCSAクリニックへ送られ、一方耳鼻咽喉科で診察を受けた咽頭あるいは口唇の49人のうちCSAクリニックを紹介された者はいなかった。性的虐待の検査を受けた55人のうち、最終的に17人が性的虐待の可能性ありとされた。そうした児童の平均年齢は6.5±3.8歳だった(中央値5.3)。一方で、HPV陽性であるが虐待の可能性なしとされた児童の平均年齢は3.6±2.3歳(中央値2.6)だった。
　HPVの感染源が性的虐待である可能性は、加齢と共に上昇する傾向にあった。4～8歳の児童においては陽性反応適中度が36%(95%信頼区間: 13-65%)、8歳以降では70%(95%信頼区間: 35-93%)だった。大多数が性暴力由来ではないとはいえ、この年齢以下なら性的虐待の疑いは絶対ないという閾値を見いだすには至らなかった。

ペットから病気をもらわないには
　基本の手洗いはもちろんのこと、清掃の際に保護手袋を使う、顔をなめさせない、使っていないplayground boxには覆いをかける(おもちゃ箱や遊具のことか、あるいは猫トンネルみたいなペット用おもちゃのことなのかよく分からない)、爬虫類・両生類・エキゾチックアニマルといった高リスク群との接触を避ける、ペット用のケージ、寝具、餌やり場を定期的に清掃・除菌する、ゴミ箱を食卓やキッチンから離す、免疫関連の問題が解決するまで新しいペットを飼わない、ペットを定期的に獣医に診せるといった手法が紹介されている。一方、人間からペットへ多剤耐性菌がうつってリスクを高めてしまうような可能性についても言及されており、もしそうした患者が身内にいるならペットを感染症から守る努力をすべきとある。

ブロックチェーン技術の電子医療記録への適用のご提案
　タレがあったような気がするけど気のせいか
https://srad.jp/~onetime_id/journal/610203/

　良心あるネットユーザのみなさん、これが歴史のねつ造の瞬間です(大げさ)

　自らプロ市民と名乗るようになるとは思わなかった。

　Wikipediaですら1番上に取り上げている(最後の文の後半が変だが)。

「自覚・責任感を持つ市民」としての「プロ市民」は、佐賀県鹿島市長の桑原允彦が考え出した造語であるとされ、鹿島市の総合計画にも見受けられる[1]。政治にもっと関心を持とう、地域密着型の活動を通しプロ意識を持って政治や地域活動に参加する市民になろうという運動や人々を指す言葉であったとされているが、ネガティブな使われ方としての「プロ○○（○○の部分には職業等の名前が入る）」という造語が使われることはこれ以前からも度々あったので、さほど特殊な用語ではなかった（総会屋の別名である「プロ株主」がその好例）。

　参考リンクが404だけど、おそらく10年かそれ以上前にこちらの「プロ市民」が話題になったことがあり、その際にまさしくこのページがソースとして紹介されていたような記憶。別に左翼叩きが大好きな面々が盗んだとは限らず、偶発的にかぶった可能性がなくはないが、じゃあややこしいから別の語を考えようかみたいな話も特に出ない程度のリアクションだった。その後オリジナル(?)の扱いがどうなったかといえばご覧の通り。