tristanの日記: 道具としてのGUIデスクトップ環境 雑感
新しい技術によって、今まで作るのが難しかったものや
作るのに時間がかかりすぎていたものが簡単に作られるようになる。
その結果、今まで実現が難しすぎた機能が、頑張れば実現可能になる。
新しいその効果が大きいかどうかで価格が決まる。
コンピュータの価格破壊はここ数年の現象だが、
それまでのコンピュータは、しばらく努力すれば解決できる見通しが高く、
また解決の効果が明らかに大きい問題が山積みだった。
今はそうではない。新しい機能の価値が減少している。
デスクトップという形態のコンピュータという道具が一つの完成に近付いている。
この形態においての勝者はMicrosoftだった。
しかし、完成されたものは値段が下がっていくだけでなく、
他の人が真似できるようになる。
Unixに対してのLinuxがそうだし、MS Officeに対してのOpenOffice.orgもそう。
一般的なデスクトップPCのOSがフリーなのが一般的になる日はいつごろになるのだろう。
GNOMEやKDEの環境は、今のところWindowsにかなり劣ると思う。
LinuxがUnixの巨大な遺産を継承したからこそ、今のように成功している。
Windowsのデスクトップ環境の大量のツール群の遺産をそのまま継承できない点で、
GNOMEやKDEが本当の成功をする日は来ないように思える。
ツールを作る大変さもさることながら、エンドユーザが多くのWidows用ツールの
使い方を覚えている、という資産の価値が高すぎるからだ。
そう考えるとWindowsのエミュレータの方が遥かに有力だ。
とはいえ、エミュレータというものはおよそ、どこかにほころびがあるもので
不安定さへの不安はなかなかぬぐえないものだ。
となると、オープンソースでWindowsクローンが作られるようになるのだろうか。
無料のエディションのWindowsがダウンロード可能になる日は確実に来る。
それはいつごろだろうか。5年後くらい?
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