tristanの日記: 美少女ゲームについて
いわゆるギャルゲーを、僕はほとんど全くやったことがない。
だから、基本的には想像によってこの論を書いた。
はずしているところもあるかもしれない。
---------------
ギャルゲーは、他のどのカルチャーでもその快感を代理できない、
独自の存在意義をもつカルチャーである。
またそれは、他のカルチャーをギャルゲーで代理できないことでもある。
まず、このことを明確に認識する必要がある。
では、ギャルゲーにはどのような特徴があって、
どのようなよさがあるのだろうか。
ギャルゲーの本質はなにか?
---------------
ギャルゲーに登場するのは、「女の子」であり、
「女性」ではない。また、「女」の要素はかなり少ない。
SEXをしている時でさえも、基本的に「女の子」である。
これが一つの大きな特徴だと思う。
他の類似のカルチャーとは、登場するキャラクターの性質が違うのだ。
-----------------------------
現実世界の男女の関係は、男の誘う快感と女の誘われる快感を基本としながら、
お互いに求め合い、満たしあっていくものである。
しかし、最終的に、愛が成就する場面においては、
恥ずかしさを含んだ勇気が決定的な役割を果たす。
ギャルゲーにおいては、そのような勇気を疑似体験できない。
だから、恋愛のシミュレーションとしては、
下等なものであると断定せざるをえない。
------------------------------
ギャルゲーの醸し出す、淡いノスタルジーは、
大人の女のイメージがもつ、打算や汚れが排除され、
大人になる前の女の子の、純粋さや受容性の高さの
イメージが強調されるからではないだろうか。
そして、おそらく、好きな女の子に自分を受け入れてほしいと願った、
遠い日の記憶を刺激されるからではないだろうか。
これは、ギャルゲーのテーマソングを聞いていても、そう思える。
-------------------------------
ゲームをやる主目的は性的な興奮だが、征服という要素が重要なのではないか。
征服したいという感情を強く刺激され、それは順当に満たされていく。
この点が重要なのではないか。おそらく、どのカルチャーよりも
はるかに強く、征服欲を感じ、そして満たされるということが可能だ。
受け入れて欲しいという密かな願いは、転化するとおそらく、
征服の快感を求める強い欲求となる。
そのあたりをうまく刺激するのがギャルゲーである気がする。
-------------------------------
ギャルゲーをやる人が忌み嫌われるのは、現実逃避感が否めない点だろう。
具体的には、大人の女とは言えない登場人物に興奮しているという点と、
リスクとか勇気の要素が欠如したものばかりやっている人は、
やはり現実世界でも同様であろうと思われる点が、現段階では挙げられる。
美少女ゲーム試論 More ログイン