ようやく暑さが和らいできた気がする昨今、通勤途中で鳴くセミの声もアブラゼミからツクツクボウシに大勢が入れ替わったようです。さてこのツクツクボウシ、タレコミ人はこれまで「ツクツクホーシ」と鳴いてると信じて疑ったことが無かったのですが、実は聞こえ方が人によって違うらしく、「ツクツクホーシ」派と「ホーシツクツク」派に分かれるようです。

こちらのページ（「ツクツクボウシはどう鳴くか」）によると、『広辞苑』等の国語辞典では概ね「ホーシ（オーシ）ツクツクと鳴く」と記載されており、昆虫図鑑の類では「ツクツクホーシ（オーシ）」と記載されているものも「ある」のだそうです。「ツクツクホーシ」と聞こえるのはむしろ少数派だとのこと。

しかしそう言われると何となくそう聞こえるかも。スラッシュドット読者にはどう聞こえますか？（こちらのページで鳴き声を聞くことができます）

結城浩氏のWebページにて、「ギコ猫とデザインパターン」なる文章（アスキーアート？）が公開されています。GoFその他のデザインパターンについて、２ちゃんねる由来のキャラクターを使って軽ーく説明、オチまでつけて（こっちがメインか？）しまってます。氏の日記によると、最近台湾語訳が他の方によって作成された模様。

デザインパターンの鯱張ったイメージを覆す大胆な試みに思えました(w 氏の新たな一面が窺い知れるようでなかなか面白いです。

ZDNNより、MSIが初のファンレスGeForce FX5600搭載グラフィックカードカード「寂、」を発売した。

このカード、圧巻なのはその放熱フィンだ。ファンレスCPUクーラーとしてアレゲ度満載だったティーエスヒートロニクスのヒートレーン技術を採用しており、カード上に「これでもか」というくらいフィンが並んでいる。

しかしG5 Macで免疫が出来てしまったせいか、のけ反るほどの衝撃は無いなぁ。

前田建設工業（株）ファンタジー営業部の見積りによると、アニメ『マジンガーZ』でマジンガーZが平時格納されている汚水処理プールとその下の格納庫の工事一式、見積り価格72億円、工期6年5ヶ月（機械獣の襲撃期間を除く（笑））とのことです。思ったより安いけれど、ご本尊のZは含まれてないのでこんなものなのかな？

上記のページでは、見積り書作成に至るまでに自社の誇る土木工事技術についてもふんだんに触れられており、微妙に真面目な雰囲気でなかなか楽むことができました。

これでさらにChristopher Alexanderのデザインパターンにも触れてればアレゲ度倍増だったのだけど :-) （そか、『時を超えた建設の道』は鹿島出版なのね。）

机の上で蟻の巣を育てられるキット（？）が販売されています。NASAの技術を応用した優れモノだそうです。

Javaプログラマの諸氏、ビルドのお供にいかがっすか？

ありきたりなセロファンを使って液晶ディスプレイ上で立体視が可能なことが、トロント大学の飯塚教授によって発見（CNETの記事, 飯塚教授による解説文）された。

これまでは偏光グラスを作るために特注の半波長版を使用していたのだが、ギフト用ラッピングに使わるようなセロファンを使ったところ、特注品を凌ぐ結果が得られた、とのことだ。おまけに材料費も1/3500程度 :-)

その辺にある液晶ディスプレイで安価に・簡単に立体視ができたら素敵だな。あ、もう夏休みの工作には間に合わないか。

スマートフォン向けOSとして幅を利かせているシンビアンOS、最近スマートフォン市場はMicrosoftも虎視眈々と狙っているようだが、ここに来て共同出資元のモトローラがシンビアン社の株式を手放すとの発表を行った(ZDNN, CNET, HotWired)。
モトローラは今後Linuxベースのスマートフォンを開発する方針で、今回の株式売却によって身軽になった格好だ。

シンビアンOSも元を辿ればサイオン(Psion)のEPOCで、PDA時代のライバルPalm OSとはまた違う市場で生き残る選択をしたわけだが、プレイヤーがひしめくスマートフォン市場の、果たして明日はどっちだ？

フォーサイトのWebページにMacの日本語環境開発を手がけた方へのインタビュー記事が出ています。また同インタビュアーによる補足記事がCNET Japanに出ています。

今となっては「"ことえり"かよ！」と思わないでもないですが、Apple内部の開発者の視点というのが窺い知れて興味深いです。「AppleにあってGoogleにないのは迷い」という言はApple Insiderならではかも。

SL-C760との速度差に寂しい思いをしていた初代ユーザの待ち望んでいたSL-C700用アップデータが8/29に公開された。以前からの噂どおり、8月中の公開が守られたことになる（拍手）。先のカーネルソースコード公開に伴い、様々な独自カーネル（個人的には筆圧検知対応カーネルに興味津々）が出始めた矢先の大本命登場といったところか。

ZDNNより、MicrosoftがOpenGL ARBを脱退したそうだ。Fahrenheitが立ち消えになった（この辺の顛末は『マイクロソフト帝国の反逆者たち』が詳しい）のが99年11月だから、逆になぜ今頃？と思わないでもない。

確かにグラフィックチップベンダとDirectXのカップリングは、昨今のPCスペックの強力な推進力だし、ことPCに関してOpenGLの影がイマイチ薄いのは事実かもしれない。とはいえ、廉価なPCでもハイエンドWSと同様のグラフィックスプログラミングを可能にして、プログラマの裾野を広げたのもOpenGLだろう。

MSによればサポートは続けるそうなのだが、長期的にはどういう影響があるのだろうか？OpenGLな人間はMacに引っ越せということなのかもしれない（笑、しかし微妙に本気）