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tsuyaの日記: 手遅れ

日記 by tsuya

先手を打って4チームに 冷静な口調の堤オーナー

具体的に話は進んでいるのか。

 「今の段階で私の口から申し上げられない。西武の可能性もある。4つの中で1組。私が合併を推進しているわけじゃない。話を集約してセに伝えただけ」

よく見ると、このまま5球団体制ではまずい、という以外に確定的なことを何も言っていない。多少なりとも合併合意の手応えがある有力な組合わせが存在するなら、わざわざ球団名を隠す必要はないはずだ。オリックス・近鉄の合併後の新体制で来季のスケジュールが組めるかどうかは、ひとえに球団数を偶数にできるかどうかにかかっており、準備の日数を考えれば、もったいぶっている余裕はもうないのだ。

メディアの論調は、どうしても重要人物の発言を重視する方向に傾きがちだが、ひとつのチームのオーナー企業のトップでしかない堤氏が他の参加企業の利害を統御できるはずもない。一般のビジネスでも企業合併は難事業であり、確定的なプレスリリースにまでこぎつけながら頓挫することも珍しくない。まして、きわめて限られた時間内に、数合わせの論理だけでふたつの企業の利害を一致させるのは至難の業だ。引っ込みがつかない状況にしてしまえばコトは進むだろう、と考えたとしたら、いくらなんでも甘い。合併実現の確たる根拠を示さぬままに1リーグ化の雰囲気を作ってしまったのは大したものだが、これが出まかせであったとすれば、堤氏自身が後戻りできない状況に追い込まれるだろう。

しかも堤氏は、本気で3軍制を考えているらしい。明日をも知れぬプロ野球の3軍で貴重な人生の時間を割こうとする選手がどれだけいるだろうか。スポーツ振興のため裾野を広げようと思っているなら、近鉄の経営が破綻するはるか以前にこういうことを考えるべきだったのだ。大層なビジョンを語っているようでも、所詮今のプロ野球オーナー会議は、時代に取り残された手遅れ集団なのである。(つづく)

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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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